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K・Iさん
少しの期待と抱えきれない程の不安を胸に、初めて泉ヶ丘校の校門をくぐってから3年がたちました。もう今までのように学校に通い、みんなに「おはよう」って言うことがないのかと思うと、寂しくて涙が出てきそうです。
私は4月から幼児教育を学ぶために大学の教育学部に進学します。この道に進むと決めるまでにはずいぶんと迷い、回り道もしました。きっと在校生のみなさんの中にも進路に悩んでいる人は多いはずです。私の経験が役にたてば幸いです。
私は最初理系の学部を志して国公立理系のクラスに入りました。でも、自分に理系は向いていないという思いが日に日に強くなり、文系を目指すことにしました。理系クラスに籍をおいて文系を目指すことは想像以上に大変で、そう決心した後も何度も立ち止まり、前を見ることが怖くなるような思いをしたこともありました。さらに、実際にどの学部に行くのか、どんな道に進むのかとなるとなかなか定まらず、とても悩みました。
3年間たくさん悩んだけど、その度にそばにいてくれた友達の言葉に助けられました。卒業した先輩や先生方にも相談しました。自分さえやる気になれば、とことん付き合ってくれる先生方もたくさんおられます。客観的に自分自身の特性や関心、得意なことなどを見つめていくうちに目標がはっきりしてきました。それが幼児教育を目指すという道でした。在校生のみなさんも、初めからあきらめずに自分に合った方法を考え、道を見つけてください。
方向を決めてからは本当に真剣に、自分にあっている大学、目指す進路を実現できる学部を探し、入試についても調べました。私の場合AO入試でした。AO入試というと「何か特別な実績や経験が必要」と思っている人が多いでしょう。でも実際はそんなことはありませんでした。学部にもよると思いますが、私の場合は「絶対ここで学びたい!」という気持ちさえあれば受験することができました。志望理由を見つめなおして自己推薦書やPR文を書くこと、テーマにそった小論文の作成、面接、実技など、準備しないといけないことがたくさんありましたが、ここでも論文の書き方や添削、自己推薦書を書くに当たっての考えを深めるための議論など、多くの先生方や友達に協力してもらいました。
今、私がここにいられるのはたくさんの人の支えのお陰です。最高の友だちに出会えたこの学校に3年間通わせてくれた両親には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
最後にいつもそばにいてくれた友だち。この学校に来て、みんなと会えて私は本当に幸せでした。人は人に傷つけられることがあるかもしれませんが、救ってくれるのも、成長させてくれるのもやっぱり人なんだ、とこの3年間で学びました。これから先、今までよりももっといろんなことがあると思いますが、この学校でみんなからもらった周りの人を思いやる気持ちと優しさだけは忘れずにずっと持っていたいと思います。みんなと出会えて本当に本当によかったです。ここで過ごした3年間は私の誇りです。本当にありがとう。