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M・Yさん
桜の咲く、晴天のあの日からもう3年が経とうとしています。めまぐるしく過ぎていった月日に思いを馳せていると、次々と思い出が蘇ってきます。
体育大会、泉ヶ丘祭、スピーチコンテスト、そして韓国研修旅行。さまざまな行事がありました。どれもが素晴らしい思い出には違いありません。しかし1番の思い出は、勉強して、休み時間には友達と話して、そんな何気ない毎日の一つひとつなのです。過ごしていた当時はそんな毎日が退屈にも感じられました。しかし今ではそんな時間こそかけがえのないものだと思います。
卒業の日を目前に控えた今、恩師が言っていた言葉を思い出します。「人生は楽しいことより苦しいことの方が多いのです。でも少しでも楽しいことがあるから苦しい中でも頑張れるのです。」
この3年間必ずしも楽しいことばかりではありませんでした。上手くいかないこと、どうしようもないこと、そんな壁に何度ぶつかったでしょうか。今でもあのときこうしておけばよかったと後悔することが山のようにあります。でも周りに支えてくれる人、励ましてくれる人がいればこそ私は立ち向かうことができました。乗り越えた先に分かち合える喜びがあればこそ前に進むことができました。些細な毎日の積み重ねが私に自信や勇気を与えてくれました。
自分がここまでこれたのは共に苦楽を分かち合った友人、私の意見や悩みに耳を傾け、諭してくれた家族、そして勉強面でサポートしてくださった先生方のおかげだと今しみじみと感じています。普段は照れ臭く、面と向かっては言えないけど、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
今、私は人生の新たな出発点に立っています。苦しいことの方が多いのでしょう。人生とはままならないものです。しかし3年間の高校生活のなかで勝ち得たものは何ものにも代えがたい価値があるものです。これからの大学生活、また社会に出てもここでの経験は私の励みになるでしょう。
後悔はしない。後ろを振り返らない。今は前だけをみて自分の足で踏み出していきます。