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N・Fさん
帝塚山学院泉ヶ丘高校で過ごした3年間はあっという間に過ぎ、数え切れないくらいたくさんの思い出ができました。
特に管弦楽部で過ごした2年間は私にとって、とても「濃い」ものでした。1年生の冬、管弦楽部をつくってくださった頼りになる先輩方が引退してしまい、「次は自分たちが部活を引っ張っていかなければならない」というプレッシャーがかかりました。また、部長として50人を超える部員をまとめていく自信がありませんでした。特に泉ヶ丘祭の前は、クラスの準備と部活の練習がどっちつかずになってしまい、部活を続けていくのがとてもしんどくなってしまいました。そんな時私を支えてくれたのは、いつも一緒に練習している友達でした。みんなで力をあわせて無事に泉ヶ丘祭を終えた後、12月に初めての演奏会を開くことになりました。今まで様々な行事で演奏させてもらってきましたが、1時間もお客さんに私たちの演奏を聴いていただく演奏会を催すのは初めてでした。いつも以上に練習に熱が入り、たくさんの方に支えていただいて、成功させることができました。演奏会が終わった後は達成感でいっぱいでした。諦めずに最後までやり続けてよかったです。部活動を通して人をまとめることの難しさや、一つの企画を準備し、話し合いながら、限られた時間の中で行動する大切さを知りました。
韓国への研修旅行で一番楽しみにしていたことは、ペンパルとの再会でした。ただ一つ心配していたのは、私の乏しい英語力です。英語の苦手な私は、ペンパルとの会話を続ける自信がありませんでした。しかし、実際にペンパルに会うと、彼女はとても友好的で、片言の日本語を喋ってくれ、私はとても楽しい時間を過ごすことができました。研修旅行で忘れてはいけないと思うのは、西大門刑務所で学んだことです。思っていた以上に生々しいたくさんの物が残されていたことに驚きました。刑務所内の様子が蝋人形で再現されてあり、かつての日本帝国主義がおこなった刑務所運営のあり方に胸が締めつけられました。私はこのような負の一面を見極めたうえで、平和や友好を考えていきたいと思いました。
他にもオーストラリアへの語学研修や体育大会、クロスカントリーなどの行事をはじめ、普段の休憩時間まで私にとってかけがえのない時間を過ごすことができました。
最後になりましたが、私はこの学校で出会った素晴らしい仲間、どんなことでも親身になってくれる先生方、そして両親に感謝の気持ちでいっぱいです。この高校で3年間過ごせて本当に良かったです。