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北海道大学 獣医学部 E・Nさん
私の中学生のころの成績は、学年で下から数えたほうが早いくらいでした。その頃と今とで決定的に違うのは自分自身の理解度把握力です。昔は、授業を聞いてなんとなくわかるし、テストもなんとなくこなしているだけでした。このときの私自身の理解度把握力はゼロに等しく、自分が、実は授業をわかっていない、ということがわかっていませんでした。今では自分がどれくらい理解できているのかわかるようになりました。ここでみんなが気になるのは、どうやって理解度把握力を上げるのかでしょう。まず言えるのは「なんとなくわかる=わかっていない」ということを認識することです。例えば、ある数学の問題が分らないとき、解答を見て答えまでの過程を理解できるだけ(←なんとなくわかっている状態)では分かったと言えません。なぜそのような流れになるのかを理解できてはじめてわかったと言えます。つまり、解答は答えを出すという目的をもって作るもので、目的をもって進むのと、手当たり次第に進むのはまったくちがうということを認識するのです。これがわかってから私は成績が伸びるようになりました。
私の勉強法を簡単に紹介します。まず、私は集中できないときすぐ勉強をやめて休憩していました。だらだら勉強して、やった“つもり”になるよりも、いっそ休憩した方がその後(だんだん焦ってきて)集中できます。量より質です。次に、わからないことは先生に分かるまで聞くようにしていました。先生に逃げられるくらい質問に行きましょう(笑)。
また、“なんとなく”塾、予備校に行こうと思っている人に伝えたいことは、「学校の先生をまず頼りにしろ!」です。学校にいい先生がいるのにわざわざ違うところに通う必要はありません。逆にどこも行っていない方が焦って勉強します。要するに行くだけで安心するのが危ないのです。私は「焦る→勉強する→休む→焦る→……」を繰り返していました。
そして、みんなには無根拠な自信を持てるようになってほしいです。自信は受験が近づくにつれて無くなっていくと思いますが、自信のないまま受験するよりも自信を持って受験するほうが精神的に楽だと思います。「誰に何を言われようとも合格するんだ!」くらいの勢いで突っ走ってください。自信に根拠なんていりません。
いろいろ書きましたがとにかく自分に合った勉強法を見つけてください。私の経験がみんなの助けになればうれしいと思います。