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H・Mさん
韓国研修旅行で私は日本と韓国の昔と今の関係について考えました。
日本と韓国の関係について,日清・日露戦争で日本が勝って以降、韓国を植民地にして日本の文化を習わせたり、きつい労働条件の下で働かせたりと韓国の人々にとってひどいことをしてきたことは学校の授業で習っていました。けど私は、授業でもただ普通に聞いているだけで興味も余り持ちませんでした。戦争で勝った日本と負けた韓国、弱肉強食という考えが今よりももっと強かった時代では「当たり前」とさえ思っていたほどです。ですが、3日目に訪れた西大門刑務所歴史館では、私が想像していた以上に日本が韓国に対してひどい仕打ちをしていたのだと思いました。
そこでは,刑務所に収容されて拷問を受けている人々の様子がロウ人形で再現されていました。ロウ人形でも痛々しく見えるのに、実際の人間だとどうなるのだろうと考えるだけで恐ろしいです。しかも、拷問をする人間が拷問を受ける人と同じく韓国人だと知りました。もちろん上の人は日本人であるにしても、同じ韓国人同士でそんなことになっているのがとても悲しいことだと思います。
同じ国民同士をそんな関係にしてしまうような原因をつくった私たち日本人は、現在でも韓国人から憎悪の対象として見られるのも納得してしまう程、西大門刑務所の光景はつらいものでした。
そんな日本と韓国との関係が悲しいものであるという印象を変えたのは淑明女子高等学校でのペンパルとの交流会でした。
私のペンパルは、笑顔で私を出迎えてくれて、英語でしゃべることだけでなくヒアリングも苦手な私に絶やすことなく笑顔で話しかけてくれました。そんな笑顔に私も緊張がほぐれ、簡単な単語ばかりであったけれども、英語で会話することもできました。私の下手な英語を頑張って理解してくれようとしてくれた姿勢がとても嬉しかったです。私も精一杯の気持ちで応えようとしました。
淑明女子高等学校のペンパルとの交流で感じたことは、西大門刑務所歴史館で感じたこととはまったく異なるものでした。西大門刑務所歴史館で感じた悲しみや不安といった負の感情を改善しようとしてくれているような,前向きな心がペンパルとの交流で感じられました。国境を越えた小さな交流は、過去の出来事によって生じた日本と韓国の間の溝を越えるかけ橋になってくれると思います。私自身も、これからは日本と韓国の歴史に関心を持ち、どんな小さな事でも良い方向に改善できるように取りくんでいきたいと思っています。