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研修旅行記

「大きく成長できた場所 韓国」

M・Nさん

 今回の研修旅行は楽しかった思い出だけでなく、直接行って見ることによって多くのことを学べたと思う。

  韓国の街を歩いていると、行く先々で街の人達が話しかけてくれて街全体が友達っていう感じがしてとても楽しかった。日本語を話せる人が多いのにもびっくりした。食べ物もの日本にない物ばっかりで全部おいしかった。

  楽しい現代の韓国を満喫したのと同時に、忘れてはいけないつらい過去についても勉強してきた。西大門刑務所や板門店に行き、植民地時代にどれだけ日本人が韓国人に残酷なことをしてきたかとか、分裂してしまった北と南の複雑な今の状況など、日本の中だけでは感じることのできないことがたくさんあった。現地へ行き直接見ることによって初めて分かることもいっぱいあり、本当に貴重な体験をさせてもらった。

  ペンパルと自由に過ごせた日もすごく印象に残っている。韓国の街をいっぱい案内してもらったり晩御飯も一緒に食べたりした。あまりに楽しくて、時間があっという間に過ぎていき足りないくらいだった。別れる時、私はとても悲しくて涙が出てきた。ペンパルはとても明るくおもしろい子で、すごく私のことを思ってくれた。最終日の帰国の日、空港までわざわざ見送りにきてくれたときは、びっくりしたし心の底から嬉しかった。

  私のペンパルもそうだったけど、みんな日本のことが好きで、いろいろ知ろうとしてくれて、私たち日本人に親しんでくれた。過去に日本人が韓国人に対してあんなにひどいことをしていた時もあったのに、今ではこんなにも、ペンパルをはじめ街の多くの人が日本人に対して優しく接してくれているということが、何かとても切なく感じた。今でも日本をあまり良く思っていない韓国の人も中にはいると思う。でも私達日本人も、韓国人にしていた残酷で恐ろしい姿を、たとえ過去のことであろうとこれからもずっと忘れてはいけないと心の底から思った。

  今から思えば恥ずかしいことだけど、この学校に入る前まで、少し韓国や中国に対して偏見をもっていた。ニュースで反日運動などが流れていた時も「昔のことをいつまでも引きずりすぎた」と思っていたし、とにかく韓国や中国と聞くとあまりいいイメージをもっていなかった。でも西大門刑務所に行って直接見て、本当に日本はそれだけのことをしてきたんだと身をもって知った。刑務所を回っている時、今までに味わったことのない感情が心の中にあった。今まで狭く乏しい知識の中で偏見をもっていた自分が本当に恥ずかしかった。

  この研修旅行によって私は本当に変わったと思う。その影響は、韓国に行ったからというだけのものではなく、それまでの予備授業や高一の時の国際理解の授業などがあったのが大きいと思う。ペンパルとこんなに深く繋がり会えたのも、本当に貴重なことだと思うし恵まれているなあって思っている。だから私はこの学校に入学してきてよかった。今では私は韓国が大好きだし、今度は韓国語も少しは話せるようになってもう一回行きたい。