2020/03/20

ことばの贈り物 2020/03/20

本日は中学卒業式の式辞の3日目である。リハーサルのない中、生徒たちがしっかりと役割を果たしてくれたことに、成長の跡を感じた。
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だけど、あれこれ言われたり、指図されたり、ダメ出しされたりすることに、どこかしら不愉快な気持ちを感じてきたのも事実です。ホントの自分が心のどこかにいるんだけれど、それが何なのかよく分からないもどかしさ。

だけど、これまでとは違って、何かが出来るかもしれない、いや何かやりたい、でもそれが何なのかがよく分からないけど、大人の言うことが果してホントに正しいのかな?いつしか心の中に、私のこと、僕のことを「分かってほしい!」という心の叫びが芽生えてきました。

ところで、保護者の皆さんが、あなたに発せられる「分かってほしい!」という心の声は聞こえていますか?あなたが発している「分かってほしい!」という声と同じくらい保護者の方が、あなたに対して発せられる「分かってほしい!」という声。

いつしか日常生活の中で、双方の「分かってほしい!」がぶつかり合うようになりました。でも、この双方の「分かってほしい!」という声は、根本的に違います。「分かってほしい!」という声の対象が、まったく違っています。

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本日はここまで。また明日。