2020/04/15

ことばの贈り物 2020/04/15

本日は最終日である。想像力がとても大切な場面である。お付き合い願いたい。
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さて、今後20年ほど先、西暦2040年ごろには皆さんも成人されて、新たなご家庭を築かれる時がやって来るでしょう。その場面を想像してみて下さい。皆さんには既にお子さんがいます。その自分のお子さんから皆さんは尋ねられます。

「ねえ、ねえ、お父さん、お母さん、確か西暦2020年に新型コロナウィルスが全世界に襲い掛かったって、今日学校で教わったんだけど、その当時、生徒たちは学校にも登校できなくて、みんな家にいたんだって?その時、お父さん、お母さん、家で何をしていたの?どんなことをして過ごしていたの?」って。

さあ、どんな答えを我が子にしますか?どんなことをあなたは我が子に伝えますか?あなたがわが子に向かって
「その頃はまだ何もできない自分だったけれど、この日本という国を救うために、一生懸命支えている人の気持ちに少しでも報いるために、毎日必死で勉強したんだよ、たくさんの本を読んだんだよ。それが命がけで働いている人に対する自分の礼節だと思ったからね」って、胸を張って我が子に言えるような人になってほしい。それが先生から皆さんへの期待です。

まだまだ大変な時期は続きますが、いつかは必ず終息し、日常が取り戻されます。皆さんとお会いし、共に学べる日まで、私たち教職員も団結して過ごして参ります。保護者の皆様におかれましても、健康にはくれぐれもご留意くださいませ。ご入学誠におめでとうございました。これからもどうかよろしくお願いいたします。私の話は以上です。

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最後までお付き合い願えてありがとう。新中学1年生には少し難しい言葉遣いもあったけれど、何とか理解できたかな?また登校してきたなら、いろいろ話しかけたい。