2020/05/01

ことばの贈り物 2020/05/01

5月に突入した。緊急事態宣言の延長見通しが強まる。休業要請も含め、学校の再開の不透明な状態は続く。国の安全保障が、コロナ拡散防止と経済支援という相矛盾する課題解決の中で、判断が揺れている。

同時にそれを学校教育に置き換えると、コロナ拡散防止と生徒の学力担保という二律背反にも繋がる。経済支援という課題は、生活に直結するだけに緊急性を要する。だが、生徒たちの学力担保ということも、そろそろタイムリミットに差し掛かっているのではないか。9月新学期論も、その辺りを踏まえての意見のように受け止める。

我が国における、ネットインフラ整備の遅れが指摘されてはいるが、今出来ることをやるしかない。本校において、連休明けからver.2.0(これまでを1.0とし、それを進化させるという意味合い)と銘打って、4月中に生徒たちにアプローチした内容をさらに進化させる取り組みを行う。

これまで通り、担任を中心とした学年団が運営母体となるが、生徒たちへのアプローチの定期化、定量化を目指して取り組む。皆様にまだまだご不便をおかけするが、少しでも生徒に寄り添える体制を目指していきたい。