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ことばの贈り物
ことばの贈り物 2020/10/19
2020/10/19
ことばの贈り物 2020/10/19
新たな1週間の始まりである。いかがお過ごしだろうか。本日は昨日に続いて高校入試説明会でのご挨拶の3日目をお送りする。お付き合い願いたい。
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「イージーワーク・ハイリターン」といった「棚から牡丹餅」「濡れ手に粟」という経験。それに対して「ハードワーク・ローリターン」といった「やってられないといった気持ち」を抱いた経験。こうした、理不尽な結果というものを皆さんも多かれ少なかれご経験されているかもしれません。
ここで少し言葉の意味を説明しておきます。私の言う「イージーワーク」とは単純作業だとか、軽作業といったことではありません。仕事の内容を申し上げているのではなく、仕事に向き合うその人の姿勢、その人のパッション(情熱)が、ワーク(課題)に対してどの程度の熱量を帯びているかといったものです。
したがって、「イージーワーク」とは、そこに掛ける時間や情熱がやや不足している状態、不充分で中途半端な準備ということを意味します。それに対して「ハードワーク」とは、仕事に向き合う姿勢がとても真摯で、情熱的で、こだわり抜いた姿勢を貫いているというものであるとご理解願下さい。
人生の中で誰にでも「イージーワーク・ハイリターン」や「ハードワーク・ローリターン」といった理不尽は起こり得ることですが、資本主義の市場経済の中での基本はやはり「ハードワーク・ハイリターン」「イージーワーク・ローリターン」という結果に収斂するかと思います。これは極めて平等な原則だと思いますが、いかがでしょうか?北原白秋の「待ちぼうけ」ではないですが、やはり勤勉であることが、生きる上での基本となると私は考えております。
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本日はここまで。また明日お付き合い願いたい。
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