2020/12/08

ことばの贈り物 2020/12/08

本日は冒頭ご挨拶ご紹介の最終回。お付き合い願いたい。
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この中で皆さんは一生懸命問題集を解いたり塾や学校で授業を聞いてノートに書き留めたりします。それらはすべてplanの部分と実行のdoの部分です。そこが、つまりdoが勉強の中心だと思っている人も少なからずいるかと思います。

もちろんそれも間違いではないのですが、それよりももっと大事なことは、やったことの間違いをしっかり確認して修正を加え、次では絶対に間違わないということ。Cのcheck(確認)と修正を加え、繰り返すactionの部分だということをしっかり受け止めてください。

「分かる」ことが「出来る」ようになるには「確認」と「修正」、この2つこそが、何事においても大切であるということに気付いて、行動変換が必要な人は、今からでも全然大丈夫ですから、取り組みの見直しをしてください。

確認作業とやり直し(修正)というのは、新たなところをやる以上に労力が伴います。何か後ろ向きの感じがして、成長を実感できないかもしれません。新たなことをやっている方が、新鮮で前向きなように感じます。しかし繰り返し繰り返し間違ったところをやり直すことの方が大事だし、それが「分かる」を「出来る」に変える唯一の方法なのです。

これは何も高校受験だけに限りません。大学受験や社会人になってからも通用する仕事のやり方です。受験勉強を通じて、知らず知らずのうちにビジネススキルが身に付いていた。なんかとってもクールな感じがしますが、いかがでしょうか?仕事の出来る人は誰しも、CとAにこだわっているのです。

私の話は以上です。ご清聴、ありがとうございました。

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以上である。