2020/12/15

ことばの贈り物 2020/12/15

寒い日が続く。体調管理はしっかりしたいものである。さて、明日は高校2年生の泉ヶ丘祭(文化祭)が、堺市のフェニーチェで開催される。放課後に生徒たちが準備を進めているが、やはり例年通りというわけにはいかない。それでも出来得る限りのことはやろうとクラス単位で取り組んでいる。

また、23日に予定していた中学の泉ヶ丘祭。「合唱コンクール」中止を決定した中、2000人規模の会場を使った行事を中学部でいろいろ模索していた。子どもたちの学びと成長に寄与できる行事はないか。

そこで、当日は「ココロの学校2020」と題し、桂福点氏をお招きしての落語を楽しむこととなった。福点氏はご存知の方もおられようが、全盲の落語家として幅広く活動されている。思春期にだんだん視力が落ちていく恐怖感とそこから落語家として立ち上がる勇気。

軽妙な笑いの中に隠されている生きる力とエネルギー。昨年度の伊藤真波氏同様、逆境の中から立ち上がる人間の無限の可能性を「ココロの学校」として企画した。当日は保護者の皆様のご参加も大歓迎である。私も生徒と思いを共にしたい。