2020/12/23

ことばの贈り物 2020/12/23

本日開催された「ココロの学校2020」。桂福点氏をお招きしての90分の舞台。本校の全中学生500名ほどが、フェニーチェ堺に会し、福点氏の人生に耳を傾け、落語を楽しんだ。保護者のご参加も見られた。冒頭でご挨拶したので、実況風景風にご紹介したい。

皆さんこんにちは。本来なら本日は「合唱コンクール」で、皆さんが日ごろ練習した歌声を競い合う場だったのですが、それが出来なくなりました。そんな中、生徒会の先生を中心に、各クラス担任も集い、皆さんと何か想い出を共有できる企画はないか。先生方で一生懸命話し合われました。

今回の「ココロの学校2020」は、中2・中3の人にとっては、昨年の伊藤美波氏に続く講演会です。人間は誰しも大きな挫折経験をします。皆さんはまだそれほど大きな失敗をしている人は少ないでしょうが、いつかどこかでそういった苦悩に出会わないとも限りません。

大切なことは、そういった苦悩や挫折からどのようにして立ち上がっていくのか。それこそが生きる上で最も大切なことだと思います。そういった人生の予習とでも言いましょうか、ある人の逞しく立ち上がる姿を通じ、皆さん自身の考え方、生き方の一助になればと考えます。

先生方が一生懸命考えられた、いわば皆さんへの「クリスマスプレゼント」。どうか舞台に集中して、面白い時は大いに笑い、悲しい時はその人の気持ちになって、最後まで楽しんで下さい。それでは間もなく開演です。最後までお楽しみください。

以上である。