2020/12/31

ことばの贈り物 2020/12/31

2020年最後の一日。終業式訓話も本日で最終回。この1年はホントにいろんなことが起こった。コロナ終息にはまだまだ時間がかかる。終業式訓話の最終回をお付き合い願いたい。
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今、社会はコロナ禍とどう向き合えばよいのか。その出口が見えないまま、経済活動の継続と感染防止の徹底という二律背反の現実を我々はさまよっています。しかしながら、必ずこの問題は解決します。

大切なことは、こうした非常事態の時に、あなた自身がどのような態度でこの状況に向き合ったのか。20年後、コロナ禍での自らの姿勢を、胸を張って子どもたちに語れるような大人になってほしいと願っています。

医療従事者の方をはじめ、私たちの見えないところで、自らの命を削ってまでこの危機に立ち向かっておられる多くの方々がおられるという現状を、私たちは知らねばなりません。その方々の労に報いるために何が出来るのかが、ひとりひとりに問われています。本校の保護者の皆様の中にも、コロナ禍と直接向き合っておられる方がたくさんおられることも忘れてはなりません。

さあ、ほんの短い冬休みのひと時ですが、来年1月5日からまた元気に登校してください。高校3年生の皆さん、悔いのない青春のラストスパートに挑んでください。応援しています。皆様にとりまして、2021年が良い一年となりますよう、お祈り申し上げます。
私の2学期終業式のご挨拶といたします。ご清聴ありがとうございました。

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以上である。次は年明け4日より再開したい。皆さん良いお年を。