2021/01/19

ことばの贈り物 2021/01/19

昨日は本校専願受験で合格した生徒と保護者の集合日。制服採寸や制定品の購入のため、朝10時にご集合願った。英語と数学と国語に関しての課題指示もあり、新入生たちは熱心に耳を傾けていた。私も冒頭で少しだけお話した。(実況風景でお届けしたい)
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皆さん合格、おめでとうございます。とても晴れ晴れとした表情がこちらにも伝わってきて、嬉しい気分になります。よく頑張られたと思います。さて、これから6年間共にここで生活するのですから、仲良く過ごしましょう。みんな仲間なんだから、いがみ合っても仕方ないよ。そりゃ喧嘩することもあるだろうけど、仲良く6年間過ごそうね。
 
それから、みんなが中学受験している間に、高校3年生の先輩たちも大学入学共通テストという新しい入試にチャレンジしていました。そこで、受験生たちはみんなびっくり。先生方も大変驚かれました。今年の共通テストから、国の大学入試に対する考え方、方針が大きく転換されたからです。
 
一言でいうなれば「知識」より「知恵」。「知識」はAIに任せればいい。そんなメッセージだったと私は受け止めました。でも、人間社会でどうしてもAIでは判断できない部分があります。そういった部分の学びこそ、学校教育が大切にすべきだというメッセージだと思います。
 
「知恵」をいかに付けるかということが、これからもっと求められることになると思います。そのためのツールとして、皆さんは4月からタブレットを用います。タブレットをうまく活用しながら「知恵」を深めます。また、「思考力」「表現力」「判断力」あるいは想定外や逆境を生き抜く力を磨くことも、これまで以上に大切になります。
 
その意味では、仲間同士の助け合いやコミュニケーション。つまり、チームワークをいかに学ぶか。学び方そのものがクローズアップされてきます。知識をいかに活用するかが問われることになります。それを学校生活の中で共に学び合いたいと思います。
 
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そんな話をした。明日は、もう少し追加部分の話をしたい。