2021/01/20

ことばの贈り物 2021/01/20

昨日の続きをお送りしたい。
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さて、社会に出て成功する人とうまくいかない人の差はどこにあるのでしょうか?もちろんしっかり勉強しているという実績は大事です。いい加減な基礎学力や乏しい知識しか持ち合わせていないなら、社会に出て成功する可能性は少し低くなるように思います。
 
だけど、もし仮に学力的にも、年齢的にも、経験上もだいたい同じような人が5人いたら。その中で、誰か一人だけにチャンスが与えられるとすれば、誰にチャンスが巡ってくるでしょうか?誰が選ばれるでしょうか。選ばれる人ってどんな人なのでしょうか?
 
選ばれた人やそれを見た人はきっと言います。それは「運がよかった」んだって。だけれど、私は決して「運」だけではないように思います。選ばれた人っていうのは、「運」以上に、一言で言うならば「可愛げのある」ように思います。「可愛げのある人」っていうのは「可愛らしい人」とは異なります。
 
そうですねえ、「素直で、前向きで、明るくて、元気で、挨拶が出来て、積極的な人」かな?そりゃ誰しも失敗するし、いつもいつも上手くいくことなどあり得ない。だけど、この人は、何かやってくれるんじゃないかなって頼りになる部分。そこに「可愛げ」という要素があるように思います。
 
ですから、いろんなことにチャレンジして、前向きに過ごしてほしいと思います。まあ、15歳、中学3年生辺りから少し厄介な「反抗期」っていう時期に突入してしまうけれど。それが17歳辺りの高校2年生くらいには、だいたい抜け出て、大空はるか飛び立っていく、人生で一番光輝く瞬間だからね。それを本校で共に過ごせることを大変嬉しく思います。
 
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そんな話をした。予定時間を少し超えてしまった。失礼!