2021/02/04

ことばの贈り物 2021/02/04

本日と明日の2日間で、私自身の進路に関する雑感をお届けしたい。お付き合い願いたい。
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大学入試を迎えるに当たって、毎日学習することはもちろんなのだが、志望校の絞り込みや想定を出来るだけ早いうちからやっておいた方が慌てなくていいように思う。どこまでを想定するのか、何がNGなのかといった条件を明らかにしておくことが肝要である。
 
本校では高校2年生に上がる際に「理系」「文系」の進路選択が求められる。しかし、それ以上にご家庭においても想定しておかねばならないことがいくつかある。まず、下宿することは可能なのか。つまり、「自宅通学」に対するこだわりはどの程度なのか?
 
「自宅通学」にこだわらなければ、志望校は全国に及ぶのでかなり選択の幅は広がる。それと「私大進学」に対しての可能性はどの程度考えているのか。もちろん絶対国公立大学という方針も大切だが、その場合「浪人」の可能性をどの程度見ているのか。
 
最も多いご希望が「自宅通学」「国公立大学」「浪人不可」という3種の神器。しかしながら現実を考えると、この3つを満たせる大学は超難関の「大阪大学」「神戸大学」。「京都大学」は通えなくもないだろうが、超難関の全国区で別格。次の候補が「大阪公立大学」「和歌山大学」「大阪教育大学」「奈良教育大学」「奈良県立大学」「奈良女子大学」。これらでほぼ全てとなるように思う。
 
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本日はここまで。続きはまた明日。特に高校1年生、2年生に読んでほしい内容である。