2022/01/10

3学期始業式訓話 3

成人式のひと時。今後成人年齢が18歳に引き下げられる。成人式が18歳となると大学入試と重なる。その辺りの自治体の対応が今後注目される。本日最終回である。
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高校3年生の皆さんには、大学入試を通じて、自分なりに「やり切った」という自己満足感だけは、どうしても得てほしいと思います。第一志望校への「合格」という結果が出れば、その自己満足感は、「自己実現」や「達成感」へと転化されます。

もちろん、人生において第一志望校合格という「自己実現」がなされることは、あなたの今後の人生の自信に繋がります。しかし、私は人生において大切なことは「自己実現」といった「結果」や「成果」ではなく、そこまでの「準備」を精一杯やりきったのだという「自己満足感」の方だと思います。最後まで自己満足を獲得するために、諦めることなく準備を続けて下さい。

あなたが目指している「理想」はとても高く、遠い世界に存在しています。その崇高な理想を目指している自分を、褒めてあげましょう。勝負しているあなたは、誰よりもカッコいいですよ。

さて、高校1年生の皆さんは、文系理系の選択が終わり、自分の専門に向けた基盤が確立されました。中学3年生の皆さんは、中学での学びの総点検と高校進学に向けた準備となります。中1・2年生の人も、ここまでの学びと次の学年に向けた準備の大切な時期です。

本日の訓話は高校2・3年生の皆さんを中心にお話ししました。下級生の皆さんにとっては、今後近しい未来の予習だとご理解ください。

高2生は受験に向けた生活一新。高3生は結果はともかく、最後まで諦めずにやり切ろうね。応援しているからね。そんな話をしました。皆さんのご健闘をお祈りしています。私の話は以上です。

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お付き合い願い、ありがとう。