2022/04/22

PTA活動について

どんよりとした空模様。花壇のチューリップと芝桜の鮮やかな色彩が、薄暗い空を跳ね返す。今朝もいつもと同じように、生徒を迎え入れた。新入生も少しずつ慣れてきている。

さて、昨日は会議室でPTAの役員の皆様の打ち合わせ。私も途中、ご挨拶に伺う。突然であったが、ある委員からのご質問。

「今役員の皆さんと『PTA活動とは何ぞや?』という話し合いをしていましたが、校長先生、先生にとって『PTA』とはズバリ何ですか?」という直球質問。

私なりのPTA観もあり、日ごろ皆様のお世話になっているのを棚に上げて、少し図々しくお応えした。

「私は、『PTA』の皆さんの存在は、本校を最も愛して下さる『応援団、ファンクラブ』だと思っております。お世話になっておきながら、少し生意気を申し上げているかもしれませんが、『ファンクラブ』という位置づけで考えていますが、いかがでしょうか?」

「特に、こうした役員の方々は、ファンクラブの先頭に立って、学校活動を見守り、支援し、助言を加える。そんな私にとって何とも頼もしい、拠り所です。ですから『学校運営協議会』の場にもご出席願い、本校の生身のお話しも差し上げますし、困りごとの相談もさせてもらっています。」

「ただし、あくまでも校長と皆様が個人的に繋がるということは、これまで通りありません。皆様も、それぞれお子さまの個別課題を抱えておられることでしょう。ただし、それはこれまで通り『PTA活動』とは分けて考えます。私も皆様のお子様のことは、ある程度存じ上げておりますが、個別にお子様のことをコメントすることは出来ません。それは担任の先生の領域です。」

そんな話をした。PTA活動をされている皆様の、学校に対するポジティブな思いこそ、校長の勇気と元気を得る源である。泉ヶ丘をより良い学校にしたいという気持ちを共有できる仲間、同志。私はそんな気持ちで、皆様と接しているつもりである。これからも、よろしくお願い申し上げたい。