2022/05/22

PDCAサイクルに関して

休日のひと時をいかがお過ごしだろうか。月末を迎え、2021年度の報告と2022年度方針を語る場面が増えてきている。来週はそのような場面が複数回訪れ、その準備に追われている。

さて、組織運営の要諦は、いかに円滑にPDCAサイクルを回し、組織の高次化を図るかだと考える。その中で最も大切なのがCに当たる客観的「評価」を受けて、それに対するA「改善」の作業に取り掛かる。ここがすべてである。

組織力の弱い集団では、P(計画)を外注して、D(実施)を現場に丸投げして、そこで起こった問題や課題が顕在化するCに関しても、全て現場任せ。A(改善)なんて到底、眼中にない。これでは組織全体の高次化は期待できない。

最もしんどい作業であるA「改善」に向けて、その本質を見極め、言いにくいことも言う、困難な課題にも解決を模索する。その先頭に立つのがリーダでなければならない。本校がもちろん「出来ています!」と申し上げているわけではない。

しかし、組織はCを注視し、Aに向けて果敢に舵を切る。それが組織力向上の最も大切なこと。自戒の念を込めて、あえて申し上げる。