2022/06/06

本日より教育実習が始まります

はっきりしない空模様である。梅雨入りとは宣言されていないが、来週あたりには本格的な梅雨入りのようである。

さて本日より、本校を卒業して教員を目指す学生のための「教育実習」が実施される。2週間から3週間の期間で、10数名の学生が生徒の前で授業を展開する。おそらく今週は指導教員の授業を学び、来週あたりから生徒の前に立つのではなかろうか。

私も「教育実習」を40年ほど前に経験した。エントリーが遅れて、母校での実習が叶わず、大学から紹介された高等学校での2週間の実習であった。あまりいい記憶が残っていない。指導教官と意見対立した、どこかほろ苦く、せつない思いを実習後に抱いた。

今年来る学生たちは全員本校卒業生。その意味では、学校の内情をある程度知っているだろうし、恩師が指導教官という場合もあるに違いない。しかしながら、あくまでも「学び」という修業の場である。自分に厳しく、この実習期間を精一杯生徒のために尽くしてくれることを期待している。