2022/06/10

教育実習生との勉強会 3

シリーズ最後である。教員を目指すとして、その特性をお話しした。私学と公立の違い。私学は独自の建学の精神があり、それに基づく教育がなされる。公立の場合、数年ごとに人事異動が行われ、次にどのような学校に行くのかという選択権はない。

次に、雇用形態である。正社員、有期雇用、嘱託、派遣、パート、委託といったものがある。新卒一括採用される場合の多くが、正社員採用である。基本的には無期雇用であり、生活の見通しや将来設計が立てやすいが、責任もそれなりに大きい。

さらに、面接を受ける場合の注意点を話した。志望動機をしっかり絞り込むこと。そしてそれが過去のどの時点で、どんな具体的なエピソードに基づいて、そのような志望動機となったか。さらに、志望動機から繋がる、自分の将来の夢を語る。

つまり、「過去」「現在」「未来」の時間軸で、志望動機に一貫性を持たせられるようなストーリーづくり。それを準備すること。尋ねられた質問が、過去に属するものか、現在か、未来か。それを聞き分けて準備した話を、かみ砕きながら話すこと。そんな話をした。