2022/07/17

同窓会誌のインタビュー記事をご紹介します 1

連休のひと時をいかがお過ごしだろうか。このたび本校同窓会誌「せいうん」に私のインタビュー記事が掲載されることとなった。まだそのゲラ原稿の段階であるが、その一部をご紹介したい。私が校長を拝命して5年。その経過を語っている。
------------------------------------------------------------------------

―帝塚山学院泉ヶ丘校に来てまずはじめたことは何ですか?
「帝塚山学院泉ヶ丘校」が伝統的に有している「品格」が少し乱れかけていると感じていました。理事長からも「泉ヶ丘校をもっと規範意識の高い学校にしてください」というオーダーがあり、この「規範意識の向上」というテーマを、重要な改革課題としました。

そこで、住吉校から生徒指導に精通されている先生に指導にお越し願いました。今までのちょっとゆるい泉ヶ丘から、少し厳格な指導に変えたため、生徒にとっては、違和感や戸惑いを味わったようですが、組織を変えていくためには、ブレずに貫こうと決めました。

―具体的にはどういうふうに変えていったのですか?
指導を厳格化するに当たり、保護者アンケートの結果をベースに、遅刻、あいさつ、服装、バスでのマナーの順守から指導を始めました。いきなり規範意識改革を学校全体に徹底することは難しいと考え、まずは中学校から改革を始めました。

2018年5月から毎週月曜日に中学校の全校朝礼をスタートさせました。体育館に時間通りに集合して、そして解散する。たったこれだけのことです。笑われてしまうかもしれませんが、集合と解散をスムースに行うという集団行動。これができないという現実に直面しました。

------------------------------------------------------------------------
本日はここまで。続きはまた明日。