2022/07/24

1学期終業式訓話 1

先日2022年度1学期が修了した。生徒たちに述べた訓話をお届けしたい。お付き合い願いたい。
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みなさんおはようございます。こうしてリモートを用いてのご挨拶も3年目を迎えます。本日を持ちまして2022年度1学期が修了します。このところ第7波のコロナ禍感染拡大が広がりつつありますが、健康管理にはくれぐれも注意しながら過ごしましょう。

さて、先日「担任アンケート」ならびに「授業アンケート」にご協力下さってありがとうございます。そのすべてに目を通しました。このアンケート制度が出来て5年。皆さんのご意見を学校の発展のために少しでも役立てたいという思いで始めました。なかなか実現が困難な課題もたくさんありますが、優先順位を付けて少しずつ改善しております。

そのアンケートの中で、こんなご意見がありました。「生徒が本当に望んでいることが実現出来ないのなら、こういった寄り添おうとしていることをアピールすることはしないでほしい」と。私はこのご意見にショックを覚えました。本当にあなたが望んでいることを具体的に書いてほしかったとも思いました。どうせ言っても仕方がないという「諦め」は、してほしくないのです。残念な気持ちになりました。

ここで少し見方、考え方を変えてみませんか。この学校に属している皆さんが、この学校の中で、自分はいったい何をしようとしているのか、何を実現させようとしているのかという「主体性」を持った考え方です。学校が、自分に何をしてくれるのか、何を与えてくれるのかを期待する前に、自分は学校の中で、どんなことを実現しようとしているのだろうかという視点です。

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本日はここまで。続きはまた明日。