2022/09/04

中庭人工芝での出来事

休日のひと時をいかがお過ごしだろうか。学校も長期休暇からようやくルーティンを取り戻しつつある。そんな中、中庭の人工芝化に伴い、生徒たちがどのような活用をしているのかが、気になるところ。マーケティングを兼ねて、昼休みや放課後にぶらりと中庭を見て回る。

ある日の昼休みの様子。中庭では男子生徒が「鬼ごっこ」に興じている。以前に比べ、コケても問題ない分、大いにコケている。いいことだ。女子生徒は車座になって、何かを語り合っている。何を話しているのだろう。気になるところ。

そんな中、白いベンチに座っている数名の女子生徒と話をした。
「皆さんは、何年生かな?」
「中学1年生で~す」と、やたら滅多明るい。こちらが気後れしそう。
「学校は楽しい?」と、簡単なジャブを繰り出す校長。
「ハイ、とても楽しいで~す。5時間目は私のだ~い好きな教科なので、今からワクワクしてま~す」といった嬉しいお言葉。

「ところで、校長先生は昔、〇〇だったんですか?」と、私の過去への興味を話す女子生徒。
「……ハ…イ……、そんなことも……あり…ましたが……」と、急にタジタジする校長。
「エ?なんで、そんなこと……知ってるの?」と、こわごわ突っ込む校長。

「お母さんが、校長先生は昔〇〇だった!と言ってました。それがホントかどうか知りたくて!」
「……ああ、お母様がねえ……そうですかあ。ハイ……、間違いありません。」と、正直に白状する校長。

「へえ、やっぱりお母さんの言ってたこと、本当やったんや……」と、得心する女子生徒。その後、その話題であっちこっちから根掘り葉掘り。きゃあ~助けてくれ~と、炎上に悲鳴を上げながら、人工芝からそそくさと退散する校長。

恐るべし!Society4.0……いやもはやSociety5.0の時代なのかもしれない。トホホホホ。