2022/09/26

インターアクトクラブの親睦会が開催されました

新たな1週間を迎える。昨日は、本校を会場とした「インターアクトクラブ 国際交流親睦会」が開催された。「インターアクトクラブ」とは、中学・高校生が、地元でのボランティア活動や海外のインターアクト会員との交流を通じて視野を広げ、国際感覚を養っていくことを目的に設立されたもの。世界的規模の組織である。

その活動支援には、地域のロータリークラブの皆さんがご協力下さり、成り立っている。この夏には、本校生徒も気仙沼での「震災ボランティア活動」に参加し、地元の高校生との交流が実現された。その学びが先日の「泉ヶ丘祭」で発表された。

昨日は国際色豊かで、30名近くの留学生が参加して、それぞれのお国事情や日本の印象といったことを意見交換した。私は個人的にミャンマーからの留学生に興味を持ち、現在の軍事政権下での内戦状態に対する意見を求めた。

ミャンマー国内は言論統制下にあり、自由に意見することができない。軍事政権と民主化を求める勢力の争いは現在も続いているが、軍事政権が正式に成立するとは考え難い。なぜなら国際情勢は、ミャンマーの民主化を支持しているからだ。そんなお話をしてくれた。もう少し、闘争の生々しいこともお聞きしたかったが、時間がなかった。

しかしながら、こうして海外から多くの人たちが集い、意見交換する。高校生にとって、教室での学びとは異なる気づきの機会となるであろう。そんな意義深い時間を、私も過ごすことができた。本日は「インターアクトクラブ」の活動の一端をご紹介した。