2022/10/25

本校同窓会総会が開催されました 2

同窓会でのレジェンドのお話しの続きである。お付き合い願いたい。

2代目米田校長の理念を継承する形で、次に3代目校長岡氏が陣頭指揮をとられた。言葉の隅々にまで行きわたる「泉ヶ丘愛」。当時制定したカバンをお持ちになり、今でもそれを大切にされているとのこと。

「日本の名門校」という本にも本校が紹介される中、同窓会誌「せいうん」の命名者でもあられる。「せいうん」という名に託する思いは、中国・唐代初期の詩人・王勃(おうぼつ)の著書「滕王閣序(とうおうかくじょ)」によるもので、「青雲之志」に由来している。

「青雲之志」の意味するところは、徳を磨いて立派になろうとする気持ち、行いを清くしようとする心など。要するに澄み渡った「青空」のように、希望に向かって努力する姿と捉える事が出来る。それが本学院創設者、庄野貞一氏のご子息で、学院大学学長の庄野英二氏が作詞された泉ヶ丘讃歌にも掲げられている。

泉ヶ丘讃歌 (庄野英二 作詞   さとう宗幸 作曲)
 
泉ヶ丘に 光かがよい 眉上げて仰ぐ 青雲
友どちよ あこがれは 遠く高く 
心はずみ みなぎる力 われらたくまし