2023/04/22

新入生オリエンテーションでのご挨拶です 1

週末を迎える。本日も昨日同様、授業参観が開催されている。土曜日ということもあり、お父様の参加が例年以上に多いように感じられた。日ごろお子様の様子から距離を置くお父様にも、是非ともお子様の様子をご覧願いたい。

さて、本日午後より高校1年生3年コースの保護者オリエンテーション。生徒指導、進路指導、学年方針といった本校の教育システム全般を保護者の皆様にご理解願うために開催された。多くの保護者のご来校に感謝したい。

さて、その中で私も一言ご挨拶を差し上げた。実況中継風にお届けしたい。
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保護者の皆様。皆様とは入学式以降、再びお目にかかる機会を得ました。一言ご挨拶を差し上げます。入学式の際は、「18歳広場」といった近未来を子どもたちと共有したいという気持ちから、あのような式辞を述べさせてもらいました。自分の進路を自分の意志で決める。そういった主体性を私は大切にしたいと考えます。

さて、その後保護者の皆様にだけ、少しお話しさせてもらいました。「子育てに正解はない」ということが、大前提なのですが、その中で、比較的ご家庭で実践されてはいかがかなと思いますのは、お子さま自身の成長に喜びと感謝の念を抱く、ということです。

別言すれば、他者との比較の中でお子さまを観ない。他者との比較の中でお子さまを評価しない。ご家庭ではそのような接し方を大切にしていただきたい、といったことを申し上げました。

資本主義社会ですから、そこには自由競争の原理が働きます。あらゆる場面で、誰もがその競争に晒されるわけですが、少なくともご家庭では、他者との比較ではなく、お子さんひとりひとりの個の成長を基軸にしましょう。そうしなければ、お子さんの居場所がなくなってしまいますよ。そんな話でした。

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本日はここまで。続きはまた明日。