2022/11/23

この週末に「第2回 学校運営協議会」が開催されます 2

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。本日も昨日に引き続き、「保護者アンケート」の数値分析を行いたい。中学の保護者の方からの多くのご指摘は「大学進路に関する情報提供」が不足しているということである。アンケート項目の8番「キャリア教育の充実」(56.6%→61.6%)及び30番の「家庭内で進路に関して話し合う機会」(72.6%→73.6%)という点に改善余地が残っている。

特に、中学1年生の将来の進路設計に対する情報提供の不足が目立つ。入学して間もない生徒や保護者をあまり煽り過ぎるのは良くないであろうが、何かもう少し知恵を使った進路情報の提供ということをしなければならない。

また、部活動と勉強の両立という項目では、高校部門では75.5%→71.0%と昨年度を下回る結果となっている。文武両道は理想ではあるが、切り替えをしっかりして過ごさないと、成績が下がるということもありうる。この辺りに、生徒の思いと保護者のもどかしさが混在する、複雑な高校生活というものが感じられる。

ただ、両立を成し遂げる生徒がいるのも事実。その辺りの主体性が、本人には求められる。両立には相当の行動力、意志の力が求められる。是非とも、両立を成し遂げて、充実した高校生活を過ごしてほしいと願っている。