2023.06.12
新たな1週間の始まりです
新たな1週間の幕開けである。あいにくの雨模様であるが、梅雨の季節は仕方あるまい。今週は何と言っても「中学北海道研修旅行2023」が控えている。中3の学年団は、その準備に追われているよう。とにかく安全に、そして楽しく過ごしてほしい。 さて、先週の土曜日には「中学体験授業」が開催されて、多くの小学生とその保護者の皆様がご来校された。体験授業とそれに並行して開催される「スタンプラリー」で、今年も盛り上…
2023.06.11
1学期も中盤戦となりました
お休みのひと時である。学校も1学期の中盤戦である。来週14日からは中学3年生が北海道の研修旅行へと向かう。今年は自分たちで決めた行程が、実現できると聞いている。天候がどうなるか気がかりではあるが、安全に過ごしてほしい。 さて、昨日土曜日は「中学体験入学」として先週に引き続き2回目の実施となった。本校の中学生が、保護者や体験生の誘導、案内といったことを引き受けてくれている。本校で実際に通っている生…
2023.06.10
コンピューター部の活躍
本校コンピューター部が新たなものを開発してくれた。生徒ホールのところにある「バス時刻表」がそれ。下校時の本校のバス発着時刻を、さながら駅の案内板のように、正確に発着状況を刻むシステム。 もちろん時計と連動しており、発車時間が過ぎると自動的に発車済みの表示に切り替わる。半年以上かけて開発してくれた。まだ手直しも必要かもしれないが、大変な優れ物。生徒たちの役に立つ代物である。 本校の下校時のバス時…
2023.06.09
教育実習生との研修会
先日もお話ししたように、月曜日より教育実習生が、実習に参加している。2週間もしくは3週間。将来の可能性を広げる選択肢の一つとして、教員免許の取得を目指している。教員の成り手不足が深刻化する中、彼らは将来選択をどう考えるのだろうか。 私も彼らの人生設計のお役に立てるか否かはともかく、少し研修めいたことを行う予定。項目は「雇用形態」「公立学校と私立学校の違い」「30歳までのライフプラン」「PDCAサ…
2023.06.08
学校運営協議会2023が開催されました
先週3日の土曜日。2023年度の「第1回学校運営協議会」が開催された。これは私が学校長を拝命し、第3者機関の皆様に、本校の取り組みをご報告し、それに対する幅広い意見を頂戴する場。 地域自治会長、塾関係者、法曹有識者、PTA役員、同窓会、本部役員といったメンバーを中心に開催された。本校の抱えている課題に対する幅広いアドバイスがあった。有意義な会議であった。 いつも申し上げている通り、「開かれた組…
2023.06.07
教育実習が始まっています
先日より教育実習生10名ほどが研修に入っている。2週間もしくは3週間の予定。母校で学んでいた時と母校の教壇に立つことに、大きな違いを見出すことであろう。これも立派な社会勉強。 自分自身の教員としての適性を図りつつ、今後の進路の参考にしたい。子どもたちとの年齢が近い分、やり易い部分もあるだろうが、その事で悩むことも在るかもしれない。とにかく、しっかり準備して毎日臨むこと。 ある意味体力勝負の部分…
2023.06.06
本日は匙を投げる???
昨日の避難訓練で生徒を前に、「本質は瑣事に宿る」ということを、宮本武蔵のエピソードを交えて話したとお伝えした。朝礼台での久しぶりの訓話。1400名あまりを前に、少し心の高ぶりを感じたが、なんとか話せたように思う。 訓話の後、生徒から拍手されたことには驚いた。みんな素直ないい生徒だなあ……。実感した瞬間でもあった。同僚からは、ちょっと難しかったかもしれませんね、といった…
2023.06.05
本質は瑣事(さじ)に宿る2023
本日より本校卒業生が教育実習を受ける。2週間もしくは3週間で、将来の自らの適性を見極める。私も2週間の教育実習を受講したが、あまりいい想い出は無い。ほろ苦い実習であった。 さて、本日は「防災訓練」も実施される。毎年訓話のテーマは「本質は瑣事に宿る」を掲げている。今、準備していることは昔読んだ吉川英治氏の「宮本武蔵」。武蔵が剣術を極めようと、奈良の山奥の柳生一族の剣の達人、柳生石舟斎に教えを請う場…
2023.06.04
ある生徒との会話
お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。毎朝、生徒の出迎えに時間のある限り立っている。平均500回の「おはよう!」の挨拶。お寺の朝の勤行のような習慣となっている。この活動も、副校長時代も含め7年目に突入している。当初、私ひとりで子どもたちを出迎えていたのだが、今では多くの先生方や生徒会のメンバーも加わってくれている。 先日、この稿でご紹介した山添博史氏に関して、生徒からこんなことを話しかけられた…
2023.06.03
芸術鑑賞会が開催されました 5
本日は、5月29日からの連載である、芸術鑑賞会のご紹介の最終回。お付き合い願いたい。 「自分らしさ」とは、自分自身に既に備わっている「ある」という存在を見つけ、それを活かすことである。そう考えることが、生きていく上で最も大切なのではないか。石垣氏の講演を聞きながら、妙に納得している自分がいた。 我が人生を振り返っても、思い当たる節がある。人生でどうにもうまくいかなかった40代の頃。父が発したひ…
2023.06.02
台風の想い出
本日は、台風、梅雨前線の影響を考え、休校とした。「芸術鑑賞会」のご報告を中断したい。 降り止まぬ雨を、校長室の窓から眺めながら、ふと、表題にあるような「台風の想い出」が想起された。昔語りをすること自体、随分自分が歳をとった証なのかもしれないが……。お付き合い願いたい。 あれは、私がまだ幼稚園児だったと記憶する。昭和40年、1965年頃だとご想像願いたい。読者の中には…
2023.06.01
芸術鑑賞会が開催されました 4
昨日の続きをお届けしたい。お付き合い願いたい。 「自分らしさ」を追求する中、世界チャンピオンのパフォーマンスに、石垣氏は衝撃を受ける。そのチャンピオンは、片脚のダンサー。身体が不自由だということを前提に、逆立ちでのパフォーマンスに無類の実力を発揮。他の追随を許さない存在となる。 会場の私たちにも、実際に彼の演技映像を見せて下さった。初めは平凡なダンスであった。演技の途中で義足を外した瞬間、会場…
2023.05.31
芸術鑑賞会が開催されました 3
昨日に続き、芸術鑑賞会をお届けしたい。 3部構成の中心を担っていたのは、第2部の石垣氏自身のブレイキンとの向き合い方、考え方。氏は、高校時代は中高一貫の進学校に入学したものの、その中では大変な劣等生だった。親の期待を一身に背負いながらも、その期待には全く応えられない。そう語られた。 そんな失意の中、ブレイキンを続けながら、大学を卒業。就職することなく、そのままブレイキンを継続。ブレイキンの世界…
2023.05.30
芸術鑑賞会が開催されました 2
どんな内容なのか、話には聞いていたが、正直、舞台を観るまでの予想は、大音響と派手なライティング。そんなハードな90分のステージを想像していた。2024年パリ五輪での正式種目。日本代表の強化選手も参加されていた。私の事前の予想は、完全に裏切られた。 もちろん世界トップレベルのダンスパフォーマンスもあったが、演目のメインは45歳を迎えられる石垣氏の高校時代からの生き方の模索。氏の生き方の中心に「ブレ…
2023.05.29
芸術鑑賞会が開催されました 1
新たな1週間の始まりである。さて、先週土曜日、泉ヶ丘駅前のビッグアイにおいて開催された2023年度「芸術鑑賞会」。石垣元庸(もとのぶ)氏が監修しているブレイキン集団「ボディカーニバルクルー」のダンスパフォーマンスを鑑賞した。 登校してくる生徒に感想を聞いた。 「〇〇さんの音ノリが凄かった」 「僕には無理です。あれだけのパフォーマンスを出すには、すごいトレーニングをされていることがわかりました」 …
2023.05.28
日々雑感
お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。毎日こうして「ことばの贈り物」を発信しているのだが、どれくらいの方が目を通されているのか、正直分からない。先日の私の就活の無様な姿など、ホントならあまり明かすべきではないのかもしれない。 だけど、教育方針の大きな柱として「チャレンジすること」そして「失敗から立ち上がる精神性を身に付けよう」といったことを掲げている。この考え方は、まさに私がこれまで生きてきた…
2023.05.27
「分かる」ことの大切さ
物事の出発点は「分かる」ところから始まる。物事が「分かる」と、もうすこし「やろう!」という意欲がわいてくる。「やる」という行動が継続されると、いつしか「分かる」ということが「出来る」という状態に変わる。 「出来る」状態になると、試験などで成績が「上がる」ことに繋がる。「上がる」と周囲から「褒められて」それが自信に繋がり、ますます「やるぞ!」という意欲の喚起に繋がる。これが学びのよい循環である。 …
2023.05.26
中間テストはいかがでしたか?
中間テストも終了し、1週間が経過する。テストの返却も終え、うまくいった人もいれば、新学年の洗礼を浴びたという人もいるかもしれない。いずれにせよ、次に向かっての修正が求められる。 修正を加える中で、意識しなければならないことは「授業の受け方」である。毎時間、毎時間の真剣勝負の中で、どこがポイントなのか。それを外さない授業の受け方。そのためには、集中力。予習、復習が欠かせない。 その辺りの生活リズ…
2023.05.25
山添博史氏がご来校されました 2
昨日に続き、山添氏のご紹介をお届けしたい。氏に機密内容があれば、質問は拒否してくださいと申し上げたが、それほど機密と呼ばれるものはない。もし差し障りがあれば、それはこちらでしっかり対応します。そんなことで、私の興味である「ウクライナ問題」をロシア専門家に質問した。 ここでは、具体的に山添氏の見解をお伝えすることは差し控えたい。今後、正式に氏をお招きしての講演会を、本校教職員やPTA、同窓会も含め…
2023.05.24
山添博史氏がご来校されました 1
昨日に続き、山添氏との歓談内容をお話したい。氏は本校卒業後、京都大学工学部で大型コンピュータ研究に携われた。2000年ころのことである。そこで専門性を追求し、大学院でさらに研究を続けておられたのだが、自身の適性も含め、研究に限界を感じた、とおっしゃっていた。 コンピュータ研究を専門分野として選んだのは、時代性もあるが、やはり本校での学びが大きかったとおっしゃっていた。(当時担任で、現在も本校で教…