作家、森見登美彦氏と会って


 高2-C 松岡 大輔 さん
















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 2月20日(土)心斎橋のブックカフェで開催された、大好きな作家さんを囲んで読書会をする「中高生のための読書講座 オーサービジット校外編」(主催・朝日新聞社、出版文化産業振興財団)に選ばれて参加してきました。
 今回は人気作家の森見登美彦さんで、作品の読書会、質疑応答などが行われました。森見さんは独特の雰囲気をお持ちで、変に作家ぶっているところが無く、とても丁寧で優しい方でした。まず読書会ですが、森見さんの著書が大好きな高校生が全国から集められており、日頃友達と本について語り合う機会もないこともあり、大いに盛り上がりました。読書というものは一人で行うものですが、もし読書仲間というものがいれば読書はもっと楽しさを増すのではないかと思いました。
 そして森見さんとの質疑応答です。中高生が50人もいるのでなかなか順番は回ってこなかったですが、私は「小説家になるためにはどのような素地が必要ですか?」と質問しました。森見さんは、頬に手をやってしばらく考えてからこう答えてくれました。「うーん、経験をどれだけしたかじゃないかな。部屋にこもっていても小説は書けない、外に出ていろんな人に出会い、いろんな経験をして書けるようになるよ。」これには目から鱗が落ちました。
 やはり経験というものは、人生において何物にもかえがたく重要なのだと思いました。最後に、作家さんとお会いしお話することによって、もっともっと読書をしたいと感じました。それと経験について考えました、経験とはお金で買うことが出来ません、経験したくても経験することができないこともありますし、経験したくなくても経験することもあります。
 そしてその経験はどのような形であれ将来の糧になると思います。森見さんは最後にこうおっしゃっていました。「中高生という多感な時期だからこそ様々な経験をするべき」と。
 やはり私たち中高生が自分たちの世界の外に出向いて、色々な経験をすることが将来の自分を形作る上でとても大切だということを今回感じることができました。ですから、これからも未知の世界に足を踏み入れ、様々な経験をしてみたいと思いました。