演劇部 卒業公演「繋がる思い、伝える想い」
7月24日(木)に卒業公演を行いました。 今のメンバーで作り上げる最後の公演だということで、部員それぞれが特別な思いで練習や本番に取り組みました。
私たち高校3年生にとっては、本当にこれが最後の公演。本番前は、「最後なんだな」と心の中ではわかっていても実感が無い、でも緊張とともに「最後なんだ」という気持ちはあるという不思議な気持ちに包まれていました。 今回の卒業公演は私が書いた作品を上演しました。
私は演劇部に入部した当初、みんなと上手くやっていくことができるか不安でした。大人数の前で何かすることが苦手でしたし、積極的に何かするというタイプではなかったからです。しかし、演劇部を通して部員や顧問の先生はもちろん、普段演劇部を応援してくださっているたくさんの人と関わって、それぞれの優しさに触れていくうちにそんな不安はいつの間にか無くなっていました。そして自分がやってみたいと思ったことを行動に移せるようになった気がします。演劇部で過ごした時間が私を成長させてくれた。だから自分たちをモデルにした作品を描きたい、そんな思いからこの脚本はできました。
最後に自分が書いた作品で演劇することができて嬉しかった。何よりも大好きな部員たちと最後まで一緒に作品を作り上げることができて、本当に嬉しかったし楽しかった。私にとって演劇部でみんなと過ごした時間は本番前の不安や緊張、些細なことから生まれた喧嘩なども含めてどれも大切な思い出です。演劇部に入部して本当によかった、心からそう思っています。
最後になりましたが、一緒に作品作りに取り組んでくれた部員のみんな、顧問の先生、これまで応援してくださったみなさん、本当ありがとうございました!高校3年生はこれで卒部となりますが、新たな演劇部の活動にご期待ください!

