学びを未来につなげる独自の取り組み
将来の進路につながる力を身につける
泉ヶ丘校では、多様化する社会で求められる「社会人基礎力」を育むため、探究学習や高大連携プログラムなど、さまざまな学びの機会を設けています。
中学校では、他者と協働しながら課題に向き合い、多角的な視点で考える力を養成。高校では、学年が進むにつれて自らテーマを設定し、専門性の高い内容を個人で探究する学びへと発展していきます。
幅広い分野に触れながら知識をつなぎ合わせ、新たな価値を生み出す「総合知」を育成。論理的に考え、表現する力を段階的に養い、総合型選抜・学校推薦型選抜による大学合格や、その先の進路実現へとつながる確かな力を培います。
自分らしい進路実現のためのステップ


中学校 主体性や課題解決力を養成する
群 読
中学1年では1年間を通して、クラスごとに群読に取り組みます。詩や古典などの文章の朗読を通じて日本の名文に触れ、自分の考えを的確に伝えるために必要な語彙力や論理的に文章を組み立てる力を身につけます。また、3月に校外のホールで行われる「群読発表会」では、1年間の成果を披露。感情豊かに内容を伝える音声技術も養い、これからの時代に必要な自己表現力を磨きます。
探究学習
中学2年からは探究学習に挑戦し、中学3年では集大成として課題解決型学習(PBL)を実施。食品ロスの改善や国際課題の解決など、さまざまな課題に対して設定されたプロジェクトテーマに取り組みます。学校改善研究の班では、生徒自身が学校生活をより良くするためのアイデアを出し合い、実際にその改善案を実行しました。この活動を通して、生徒たちは情報収集やプレゼンテーションなどの探究活動に主体的に取り組み、課題解決力を高めると共に、班での協力を通じてコミュニケーション力や協調性も修得。自分たちの力で学校をより良くする貴重な体験となりました。
<中学3年 PBLの研究テーマと発表スライド>
▶ 2025年度 研究テーマ
| #学校改善研究 | 過ごしやすい学校をめざす施策づくり |
|---|---|
| #国際課題研究 | 国際課題をグッズ販売で解決 |
| #食品ロス研究 | 食品ロスを減らす食堂メニュー開発 |
| #健康維持研究 | 健康を考えて、みんなが楽しめる体育大会種目開発 |




自学自習を促す取り組み
中学の3年間を通して実施
泉ヶ丘タイム・フォーサイト手帳
2021年度より中学生を対象に実施しています。「泉ヶ丘タイム」で自学自習を促し、「フォーサイト手帳」に日々の学習状況を記入しながら自分で学習計画を組み立て、振り返る習慣としてのPDCAサイクルの定着を図るとともに、自学自習ができる生徒を育成します。

| Student’s Voice |
| [中学2年 S.Kさん] フォーサイト手帳を使い始める前は、計画を立てることがあまり得意ではありませんでした。最初の1週間ほどは、何を書けばよいのかや、色をどう使い分ければ見やすくなるのかが分からず、手帳を書いていても何をすればよいのか整理できずに、計画通りに進まないこともありました。 しかし、続けていくうちに、「どこを強調すると分かりやすいか」「どう書けば見やすいか」が少しずつ分かるようになりました。教科ごとに色分けをしたり、テストまでの日数を書き込んだりするなど、自分なりに工夫するようになりました。 すると、手帳を見れば大切なことがすぐに分かり、「この課題をいつまでに終わらせるか」や「テスト対策で何をするべきか」を思い出しやすくなりました。その結果、課題の提出忘れや予定変更の見落としが減り、以前より効率よく行動できるようになったと思います。フォーサイト手帳を通して、計画を立てることの大切さを実感しました。 |
高校 興味を追究し、学ぶ意欲を高める
探究学習
大学やその先の社会では、自分の興味・関心から主体的に学びを深める力が求められます。高校3年間の探究学習を通して、生涯必要とされる能力を養います。高校1年では、学校生活から見出した課題の解決に取り組むことで実社会と学びのつながりを実感し、高校2年以降の探究に向けた基礎を育成。高校2年では各自の興味に合わせて個人探究を行う「選抜探究」、または社会課題の解決などに向けたグループ探究を行う「一般探究」で、より高度な課題解決力と論理的思考力を磨きます。教科学習だけでは得られない主体的な学習体験により、総合型選抜・学校推薦型選抜による大学合格を後押しすると共に、変化の激しい時代を自分らしく生きていくための揺るぎない軸を形成します。
▶ 3年間の流れ

高大連携プログラム
高校では、卒業生などのネットワークを活かした、高大連携プログラムを希望者向けに提供。東京大学や大阪大学、大阪公立大学による公開講座や体験学習などを実施しています。本プログラムの狙いは、受験勉強の先に広がる大学での学びの面白さや、社会との接続性を知ってもらうこと。「大学に合格するための学習」から「未来社会を創造し、自身のキャリアを築くための学習」へと転換し、生徒たちの学びに対するモチベーション向上や、将来を意識した進学先の選択へとつなげています。

取り組み実績
| 大阪大学との連携 | 卒業生・山田憲嗣特任教授による特別授業や大学訪問・講演会など |
|---|---|
| ❶大学訪問/医学部・工学部の施設見学、体験型プログラム、未来の医学についての講演会など | |
| ❷本校での特別授業/大学で教える物理とは | |
| 大阪公立大学との連携 | 数学研究所訪問 大学教授の助言を受けながら、個人またはグループで数学のテーマを設定。今後研究を深め、発表までを行う。 |
| 東京大学との連携 | ❶オンライン公開講座/高校生と大学生のための金曜特別講座 (テーマ例) ・国難災害って何?歴史から学ぶ巨大災害 ・戦前日本からポストコロナを考える ・クリスマスはいつ祝う? |
| ❷大学訪問/東大の研究室をのぞいてみよう!~多様な学生を東大に~ 研究室見学、模擬講義、東大生との懇談、施設見学など |
Student’s Voice
[高校2年 Y.Aさん(3年コース生)]
答えのない問いを探究する大学の学びに触れ、研究への熱意が芽生えた
進路指導の先生に紹介されたことをきっかけに、大阪大学の教授の講義を受けられ
るSEEDSプログラム*に参加しました。仲間と答えのない問いに向き合い、考えを深める楽しさを知りました。また、大学での研究を実際に体験し、その面白さを実感。卒業後は大学で人の役に立つAI開発をめざして研究を進めていきたいと考えています。
*大阪大学による高大連携研究プログラム

※ロングインタビュー記事は「IZMな人」ページに掲載しています。ぜひご覧ください。


