2026.08.20

【校長通信】「日本に帰りたくない!」 オーストラリア語学研修を終えて

東大・東北大研修が先にありましたので、それを終えた後、途中からの参加となりましたが、8月3日から7日まで、オーストラリアで行われた語学研修に引率を兼ねて行ってきました。

まず訪問したのは、提携校の一つである All Saints’ Anglican School。昨年から校長先生が交代されたこともあり、ご挨拶を兼ねて訪問しました。
また、ここでは1か月の交換留学制度で滞在している3名の生徒とも会うことができました。3名とも現地での生活を心から楽しんでいる様子で、「日本に帰りたくない!」と笑顔で話していました。

その後、中学2・3年生はNoosa District State High School 、高校1・2年生は Maroochydore State High School で語学研修を行いました。

私自身、初めて訪問する学校もあり、それぞれの校長先生と教育や文化について、また今後の交流について、いろいろとお話しすることができました。
日本とは異なる教育のあり方に触れることは、私自身にとっても大きな学びとなりました。
そして、何より印象に残ったのは生徒たちの姿です。
各学校でバディの生徒たちと一緒に授業を受け、休み時間を過ごし、ホームステイ先では現地の家庭の中で生活しました。

最初は英語で話すことに戸惑っていた生徒たちも、日を追うごとに少しずつ積極的になり、自分の英語力を精一杯使って、「聞く」「話す」に挑戦していました。

研修を終えた生徒たちに「どうだった?」と聞くと、どの学校の生徒からも、「日本に帰りたくない!」という言葉が出てきました。ホームステイについても、現地のご家庭との時間を楽しんだという声が多く聞かれました。それだけ現地のご家庭が温かく受け入れてくださったのだと思います。

最終日のフェアウェルパーティーでは、修了証を受け取ったり、食事をしたり、音楽に合わせて踊ったり。バディの生徒たちと本当に楽しそうに過ごし、
最後にはお互いに別れを惜しんでいました。帰国の日には、バディやホストファミリーの方々が朝早くから見送りに来てくださり、「また会おう」と別れを惜しむ姿も印象的でした。

そして、ブリスベン空港でのこと。
空港の放送を聞いていたある生徒が、「来たときより、英語がよく聞こえる。」と一言。

数日間、実際に英語を聞き、話し、伝えることに挑戦したからこそ感じられた変化なのだと思います。今はAIによって翻訳や通訳も簡単にできる時代です。
それでも、実際に海外へ行き、自分の耳で聞き、自分の言葉で伝え、人と出会い、笑い、そして別れを惜しむ。こうした経験は、AIを通して得ることのできない、かけがえのない学びであり、ますます重要になってくるのではないかと考えています。
今回、生徒たちを温かく迎えてくださった All Saints’ Anglican School、Noosa District State High School、Maroochydore State High School の先生方、バディの皆さん、ホストファミリーの皆さま、
そして長期間にわたって引率してくださった先生方に、心から感謝します。

また、海外での研修に大切なお子様を送り出してくださった保護者の皆さまにも、心より感謝申し上げます。

今回のオーストラリアでの出会いと経験が、生徒たちのこれからの学校生活、そして人生において、大きな一歩につながってくれることを願っています。