【校長通信】問いから始まる探究へ ― 思考の構造を学ぶ講演会
4月15日(水)、これからの探究活動をより充実したものとするため、大阪公立大学より池田文人教授をお招きし、高校1年生を対象とした講演を実施いたしました。
講演では、私たちが日常的に行っている「考えて結論を導く」という営みについて、そのプロセスをあらためて言語化し、体系的にご説明いただきました。
ために不可欠な論理的推論のあり方について、具体的に示していただきました。
また、探究を進めるうえで重要となる三つのフェーズ――理解フェーズ・予測フェーズ・方略フェーズ――があり、それぞれの段階において、
見通す視点を得ることができたのではないかと思います。
本校の6年一貫コースの生徒たちは、中学3年時にPBL(課題解決型学習)を経験しておりますが、これまでは活動の中で手探りに進めていた部分も少なくありませんでした。本日の講演は、そうした経験を理論的に整理し、より質の高い探究へと昇華させる大きな契機となったものと感じております。
講演の最後には質疑応答の時間が設けられ、生徒自らが積極的に手を挙げて質問する姿が見られました。その姿からは、本日の学びを自分自身のものとして捉えようとする意欲が強く感じられ、大変頼もしく思いました。
これから始まる探究活動において、本日学んだ視点や手法を生かしながら、自ら問いを立て、考え抜き、表現していく力を着実に育んでいってほしいと願っています。
千葉県東金市生まれ。1989年3月に千葉県立長生高等学校理数科卒。1994年3月に京都大学理学部生物化学科卒。1996年3月に奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士前期課程修了。





