2026.02.02

ワンダーフォーゲル部 雪の金剛山で冬山体験

    ワンダーフォーゲル部では2月1日、毎年恒例となっている雪の金剛山登山を行いました。年明け以降、長らく山頂に雪のない状態が続いていましたが、先週から今週にかけて日本海側に強い寒気が流れ込んだ影響で、当日は山頂に約3cmの積雪があり、樹氷も見られる中での山行となりました。

今回も例年どおり、往路は金剛山の登山ルートとして王道の千早本道から登りました。階段が多く、なかなかきついと感じる場面もありますが、途中には「○合目」と表示があり、自分の現在地を確認できるため、着実に登っていることを実感できます。登るにつれて周囲の木々にも少しずつ雪が見られるようになり、いつ地面に雪が現れるだろうかと考えながら進んでいると、7合目あたりから急に登山道が白くなってきました。

ここでアイゼンを装着しました。アイゼンとは、雪や氷の上を歩く際に滑り止めとして登山靴の底に装着する、金属製の爪が付いた用具のことです。初めてアイゼンを装着する生徒もいましたが、全員がスムーズに準備を終えることができました。山頂に近づくにつれて雪は徐々に深くなり、アイゼンのありがたみを実感しながら歩きました。

この時期としては山頂はとても暖かく、雪はあるものの穏やかな環境でした。生徒たちは雪の中に設置されたブランコで遊んだり、小さな雪だるまを作ったりと、思い思いに楽しい時間を過ごしていました。とはいえ、じっとしていると体は次第に冷えていきます。そこで、それぞれ山上の売店でおでんやたこ焼き、カップラーメンなどの温かい食べ物を購入し、体を温めていました。寒い中で食べる温かい料理は格別で、これも雪山登山の醍醐味の一つと言えるでしょう。

昨年に比べて積雪量が少なかったこともあり、下山途中の広場で雪合戦ができるのではと期待していましたが、残念ながら一面芝生が広がっている状態でした。それでも生徒たちは学年の垣根を越え、わずかな雪をかき集めて雪合戦を楽しんでいました。下山は伏見峠から念仏坂を通るルートを取りました。途中、細尾谷では氷瀑も眺めることができ、アクセスの良さや登りやすさに加え、雪・樹氷・氷瀑とバラエティ豊かな表情を見せてくれる金剛山の魅力を、改めて実感できる山行となりました。