2026.03.24

ワンダーフォーゲル部 飯盒炊爨~「おいしい」と「ありがとう」があふれた日~

ワンダーフォーゲル部は、3月8日(日)に紀ノ川の河川敷で飯盒炊爨を実施しました。例年、この飯盒炊爨を楽しみにしている生徒が多く、今回も40名近い部員が参加しました。

限られた時間の中で、火の準備から食材の仕込み、調理、片付けまで一連の作業を行わなければなりません。しかし、教員が指示をするまでもなく、自然と上級生が中心となって役割分担を行い、作業を進めてくれました。

とはいえ、カレーは大鍋で2つ、40人前。飯盒でご飯を炊くのも初めてという生徒がほとんどです。水の量や火にかける時間などに気を配りながらも、うまく炊けるかどうか、期待と不安が入り混じります。有志の生徒たちが中心となり、煙にいぶされながら薪をくべたり団扇であおいだりして、火加減を調整しました。

気になる結果は……。ごはんもカレーも、見事においしく仕上がりました!早く食べたい気持ちを抑えながら、順番に器によそっていきます。同じカレーでも、自分たちで作り、青空の下で食べると、格別のおいしさに感じられるものです。

その後は焼肉や焼き鳥など、各自が持参した食材を楽しみました。定番のマシュマロやじゃがバターに始まり、チョコレートを溶かしていちごやマシュマロをディップしたり、スルメを焼いたりと、おしゃれなものから個性的なものまで、見ていて飽きないラインナップでした。

そして、今回の例会には、飯盒炊爨を行う以外にもう一つ、大きな役割がありました。長らくワンダーフォーゲル部の顧問を務めてこられた先生が、今年度限りで退職されることになりました。学年によって、その先生と関わりのあった期間に長短はありますが、中には中学1年生の頃からずっとお世話になってきた部員もいました。そこで、この例会を機に、その先生への感謝の気持ちを伝えるべく、有志が中心となってサプライズの準備を行ってきました。無事に色紙と記念の品々をお渡しすることができ、先生も大変喜んでおられました。サプライズが成功し、本当によかったなと思います。

最後になりましたが、この例会は、まさにワンダーフォーゲル部の良さが凝縮された回になったのではないかと感じています。学年の垣根を越えて協力する様子や、人と人とのつながりを大切にする姿勢は、人間力の大きな根幹となる部分ではないかと考えているからです。自然に触れながら、「人のあたたかみ」にも触れられる。そんな部活動として、今後も継続していければと思います。