2026.03.09

【校長通信】第一志望への挑戦 ― 努力の過程こそが財産

国公立大学の前期入試の結果が、ほぼ出そろってきました。

今年度を振り返ると、例年以上に、生徒・学年団・進路指導部が同じ方向を向き、大学合格という目標に向けて取り組んできた一年であったと感じています。

本校ではこれまで、現役で国公立大学に合格することを一つの進学実績の指標として取り組んできました。おかげさまで、その目標については、ほぼ安定して達成できる状況になってきています。そこで近年は、さらに一歩先を見据え、難関国公立大学への合格者数を増やすことを目標に掲げ、進路指導や学習環境の充実に取り組んできました。

その成果が、今年は少しずつ形となって表れてきており、大変うれしく感じています。

もちろん、生徒一人ひとりが志望校合格を勝ち取ってくれることは、学校として何よりもうれしいことです。第一志望の大学合格を目指す道のりは決して平坦ではなく、不安やプレッシャーを感じながら努力を続けてきた生徒も多かったことと思います。その中で最後まで自分を信じて努力を重ね、合格をつかみ取った経験は、大学進学後の学びや、その先の人生にもきっとつながっていくことでしょう。

一方で、残念ながら第一志望に届かなかった生徒もいます。しかし、志望大学を目標に掲げ、最後まで挑戦し続けたこと自体に大きな価値があると私は思っています。目標に向かって努力した日々や、思うように結果が出ない中でも前を向き続けた経験は、これからの人生の中で必ず活きてくるはずです。

中には、もう一年努力を重ね、再び第一志望に挑戦する道を選んだ生徒もいます。決して簡単にできる決断ではありませんが、自分の目標にもう一度向き合い、挑戦を続けようとする姿勢は大変立派なものです。学校としても、その決意を心から応援したいと思います。

大学受験は決して人生のゴールではありません。それぞれが選んだ進学先で、あるいは新たな挑戦の場で、これまでの努力を糧にさらに成長していってくれることを願っています。

私は、結果だけでなく、目標に向かって真剣に努力し続けたその過程こそが、生徒たちの大きな財産であると信じています。これからも本校は、生徒一人ひとりの挑戦を大切にし、その歩みを支え続けていきたいと思います。