ワンダーフォーゲル部 新入部員と歩く初夏の柳生街道
5月31日、ワンダーフォーゲル部は奈良・柳生街道ハイクを行いました。柳生街道は春日山と高円山の谷あいを通り、奈良市街地から剣豪の里・柳生へと続く古道です。今回は、その柳生街道の途中にある円成寺から奈良市街地に向けて歩きました。
道中は木々が陽射しを遮る場所が多く、快適に歩くことができました。奈良奥山ドライブウェイを過ぎると、青モミジが美しい地獄谷新池のほとりで昼食をとりました。この時期になると虫たちも活発に活動し始めますが、初参加の部員の中には虫が苦手な生徒もちらほら……。しかし、ここはワンダーフォーゲル部。虫とも仲良くなってもらわなければなりません。実際、中学2年生の部員からは「虫は嫌いだったけれど、ワンゲルで出会う虫たちには慣れました!」との声も聞かれました。きっと回数を重ねるごとに、虫への耐性もついていくことでしょう。
さて、地獄谷新池の近くには、柳生街道のハイライトの一つである首切り地蔵が鎮座しています。これは、「鍵屋の辻の決闘」で知られる江戸時代の剣客、荒木又右衛門 が試し斬りをしたという伝承が残る地蔵です。
そして、ここからはいよいよ奈良市街地へ向かう下り道。それまでの山道とは雰囲気が一変し、江戸時代の石畳が残る「滝坂の道」に差しかかります。徐々に肌に当たる風の温度が上がっていくことに少しうんざりしながらも歩みを進め、奈良公園へ。部員たちはそれぞれ鹿との触れ合いも楽しみながら、目的地である近鉄奈良駅に到着しました。
今回は初参加の中学1年生の部員も多く、下り主体のこのルートはワンダーフォーゲル部デビューにぴったりだったのではないかと思います。次回からはいよいよ本格的な登山です。梅雨入りも発表されましたが、何とか梅雨の晴れ間に活動できることを願っています。








