令和7年度芸術鑑賞会
6月11日(火)、フェニーチェ堺 大ホールにて、令和7年度芸術鑑賞会を実施しました。今年度は「伝統の話芸と諸芸鑑賞会」と題し、落語・講談・浪曲・太神楽曲芸など、伝統的な話芸を中心とした公演を鑑賞しました。
冒頭には昔話「桃太郎」を題材に、落語・講談・浪曲の三つの話芸による口演と解説が行われ、それぞれの特徴や魅力を楽しく学びました。また、実話に基づく浪曲「稲むらの火」や、講談「山内一豊の妻」など、多彩な演目に生徒たちは引き込まれていました。
太神楽曲芸の実演では、熟練の妙技に会場が沸き、生徒が実際に舞台に上がってチャレンジするワークショップも行われました。参加した生徒たちは緊張しながらも真剣に取り組み、大きな拍手を受けていました。最後に、落語の演目「四人ぐせ」では、登場人物の癖をユーモアたっぷりに描いた話芸に、笑いが広がりました。
伝統芸能に触れる貴重な体験となり、生徒たちは日本の文化や芸術に対する理解を深めることができました。このような機会を通じて、今後も日本の伝統を大切にし、さまざまな芸術に親しんでほしいと思います。