高2 研修旅行(オーストラリア・ケアンズ)
10月21日(火)から26日(日)までの6日間、高校2年生のオーストラリア・ケアンズ班が研修旅行を実施しました。期間中は天候にも恵まれ、終始青空の下で充実した日々を過ごすことができました。
本年度の研修旅行は、オーストラリア・シンガポール・沖縄の3班に分かれて実施されており、今回はその第1弾として、オーストラリア班の様子をご紹介します。
【1日目】出発
夕方、関西国際空港に集合した生徒たちは、友達と談笑したり軽食を取ったりしながら出発を待ちました。初めての海外や飛行機に緊張する様子も見られましたが、深夜便の機内では翌日の活動に備えてしっかり休む姿が見られました。
【2日目】ケアンズ到着・動物園・キュランダ観光・ファームステイ開始
早朝にケアンズ国際空港へ到着後、最初に訪れたのは「ハートリース動物園」。
園内の池に棲むワニのそばで朝食を楽しんでいると、飼育員に抱かれたコアラが登場。生徒たちは到着早々、オーストラリアらしい動物たちとの出会いに笑顔があふれていました。ワニの餌やり見学や放し飼いのカンガルー、ワラビーとのふれあいを通して、オーストラリアの自然の豊かさを肌で感じました。
続いて訪れたキュランダ村では、色とりどりの街並みを散策しながらミートパイやジェラートを味わい、思い思いにショッピングを楽しみました。帰りには「キュランダ鉄道」に乗車し、壮大な滝や広大な緑の自然の景色を車窓から眺める貴重な体験もできました。
その後、いよいよファームステイ先のホストファミリーとの対面。最初は緊張していた生徒たちも、温かく迎えてくれたファミリーとの笑顔の交流で次第に打ち解けていきました。
【3日目】ファームステイ体験
この日は丸一日、各家庭でファームステイを体験しました。
馬や羊、鴨や豚などの動物の世話をしたり、広大な庭やプールでファミリーの子どもたちと遊んだり、買い物や料理を一緒に楽しんだり、夜には満天の星空の下でバーベキューを囲んだりと、オーストラリアの暮らしを肌で感じる貴重な一日となりました。
英語を使いながら文化交流を深めることもでき、生徒たちからは「最も印象に残った一日だった」という声が多く聞かれました。
【4日目】現地校交流(マランダ州立高校)・ケアンズ市内散策
早朝、ファミリーとのお別れの際には、抱き合ったり、感謝の手紙を送ったり、泣いて別れを悲しむ姿も見られました。
その後、マランダ州立高校を訪問し、同年代の現地生徒と「バディ」と呼ばれるペアを組み、折り紙やグループプレゼンテーション発表、ドッジボールなどの活動を通して交流しました。様々な活動を通して、互いの文化や学校生活について意見を交わすうちに、自然と笑顔が生まれ、打ち解けた様子が印象的でした。
その後はバディと一緒に昼食を取り、現地の授業にも参加。歴史や物理のような座学だけでなく、料理、芸術、畜産、体育など多彩な体験を通して、オーストラリア文化を実感する貴重な交流となりました。
交流後はケアンズ市内のホテルへ移動し、夕方には自由散策。ケアンズで有名なシーフードやステーキなどを友人たちで楽しみながら、それぞれ思い思いの夜を過ごしました。
【5日目】グリーン島散策
ホテルで朝食バイキングを楽しんだあとは、世界自然遺産「グレートバリアリーフ」に浮かぶグリーン島へ。大型船で向かう道中から、透き通るエメラルドグリーン色のの海に生徒たちの歓声が上がりました。
島ではグループに分かれてグラスボートやシュノーケリングを体験し、ウミガメや色鮮やかな魚たちに出会うことができた生徒もいました。
自然の壮大さを全身で感じる一日となり、生徒たちは口々に「また来たい」と話していました。
夜は再び市内散策で、各自夕食を取ったり、お土産を買ったりと、オーストラリアでの最後の夜を満喫しました。
【6日目】帰国
ホテルでの朝食後、名残を惜しみつつケアンズ国際空港へ行き、帰国しました。
多くの生徒が「帰りたくない」と話すほど、充実した6日間となりました。英語での会話や文化交流、自然とのふれあいを通して、多くの学びと感動を得ることができた研修旅行でした。








