2025年度

最後まで諦めず挑戦と努力を重ね、文武両道を叶えた6年間。

伊藤 陽大大阪大学 工学部 応用自然科学科

整った環境に惹かれ、勉強もサッカーも全力で

人工芝のグラウンドでサッカーができると知り、泉ヶ丘校に興味を持ちました。さらに、自習室が充実していたり、レベルに合わせて補習を選択できたりと、自分のペースで勉強と部活動を両立できる環境に魅力を感じ入学を決意しました。設備の良さに加え、文武両道で頑張る仲間が多いからこそ、頭脳を使ったプレイスタイルが泉ヶ丘校サッカー部の大きな魅力です。

サッカーと成績の維持を両立するのは簡単ではありませんでした。授業中わからないところがあればその日のうちに解消し、苦手科目は徹底して基礎を固めました。少しの空き時間も勉強に充てる一方で、部活動がないテスト期間中も体を動かし、感覚を保つよう工夫しました。

日々の努力に加え、「どちらも頑張りたい!」という気持ちを担任の先生が理解してくださったことで、入学から卒業まで勉強とサッカーに全力で取り組み続けることができました。

粘り強くやりきる力で、自分の進路と未来をきり拓く

部活動の最後の大会を終えたのは高校3年の10月。共通テストまで残り約3カ月になってようやく受験勉強だけに注力し始めました。焦りはもちろんありましたが、短い期間しか残されていないからこそ「やりきるしかない」と覚悟を決めて取り組みました。模試の判定は最後まで合格ラインぎりぎり。それでも諦めず勉強を続け、志望校に合格することができました。サッカーを通じて培った「最後まで粘り強く挑戦する力」が、目標達成のカギになったと感じています。

大学でも学びとサッカーの両立に挑んでいます。大学では全国から実力ある選手が集まるため、練習も試合もハイレベル。入学当初はレベルの高さに戸惑いましたが、今では公式戦出場という目標を持って練習に打ち込むようになりました。また、学びにおいてはスポーツ用品の素材開発に携わるという将来の夢に向けて、専門的で難しい授業にも毎日真剣に取り組んでいます。これからも泉ヶ丘校で養った「最後まで諦めずにやりきる姿勢」を大切に、何事にも挑戦を続けようと思います。

伊藤 陽大
[6年コース 2025年卒業]

大阪大学 工学部 応用自然科学科