2025年度

海外での探究活動で得た深い学びで、将来の目標へ一歩踏み出した

田中 萌々花高校2年 6年コース生

中学3年でカナダでの語学研修に参加した際、日本と全く違う一日の過ごし方や学校生活が新鮮で魅力を感じました。特にスポーツへの向き合い方の違いが強く心に残り、次はその違いについて調べられる留学をしたいと思うようになりました。以前プレイしていたラグビーをテーマとして調査を行いたいと考えさまざまなプログラムを見ていたところ、留学の目的や内容を自分で決められる「トビタテ!留学JAPAN」に出会いました。強豪国であるニュージーランドで、自分が立てた計画に沿って探究活動を行えることに魅力を感じ、プログラムに応募しました。

留学先で部活動に参加し、アンケートや練習内容の記録を通して調査を進めるなかで明らかになったのは、部活動に対する姿勢の違い。日本では中学高校の6年間でひとつのスポーツに注力し、大学では別のスポーツや課外活動を始める人が多いように感じます。一方、ニュージーランドでは季節ごとに複数のスポーツを楽しみ、多くの人が卒業後もそれらのスポーツを続けていました。また、調査の中で印象的だったのは、日本では競技人口が少ない女子ラグビーに多くの学生が取り組んでいたこと。メジャーなスポーツに限らず、さまざまなスポーツに触れている現地の人たちの様子を見て、日本でもそのような環境を作りたいという目標ができました。留学での学びを大学や将来の職業を通して発展させ、目標に向かって探究を続けようと思います。

田中 萌々花

高校2年 6年コース生