2026.10.29

【校長通信】小さな改善が、生徒たちの毎日を変える

10月15日から、本校にセブンイレブンの自動販売機を導入しました。

導入当初は、商品を搬入してくださる業者の方にとっても、本校にとっても初めての取り組みで、どのように運用していけばよいのか、手探りの状態からのスタートでした。

どのような商品が生徒たちによく売れるのか、どの程度の数量を用意すればよいのか。実際に運用してみなければ分からないことも多くありました。それでも、日々の販売状況を見ながら、少しずつ生徒たちに人気のある商品が分かってきました。業者の方にも商品の手配や補充などを工夫していただき、徐々に運用が軌道に乗り始めています。
また、生徒たちにとって少しでも利用しやすい環境を整えるために、関係者の方々にご尽力いただきました。こうしたお力添えに、心から感謝しています。

実際に、休日に自習室で勉強している生徒が利用したり、クラブ活動を終えた生徒が小腹を満たすために購入したりと、さまざまな場面で活用してくれているようです。自動販売機という小さな設備ではありますが、生徒たちの日常の中に少しずつ溶け込み、学校生活を支える存在になりつつあることをうれしく思います。

そして、こうした環境づくりは、さらに一歩進みます。

11月24日からは、キャッシュレス決済に対応した食堂の食券販売機を、2階と3階に設置する予定です。交通系ICカードを使って食券を購入できるようになり、これまでのように食券を買うために、わざわざ食堂まで足を運ぶ必要がなくなります。

本校では、限られた休み時間の中で、食事をしたり、友人と過ごしたり、次の授業の準備をしたりと、生徒たちは時間を有効に使いながら学校生活を送っています。そんな中、食券を購入するために食堂まで行かなければならないという状況を、少しでも改善できないかと考え、今回の設置を決めました。

ほんの数分のことかもしれません。しかし、毎日の学校生活の中で繰り返されることだからこそ、そうした小さな不便を解消することにも意味があると考えています。

また、キャッシュレス決済を日常的に利用することは、お金の使い方や管理について考えるきっかけにもなります。便利さを享受するだけでなく、自分がいくら使ったのかを意識し、計画的にお金を管理することも大切です。こうした経験が、生徒たちの金融リテラシーを育む一助になればと考えています。
学校の環境をよりよいものにしていくためには、教職員の努力だけでなく、さまざまな方々のお力添えが欠かせません。今回の自動販売機の導入も、業者の方々が本校の状況を理解し、生徒たちにとってよりよい形を一緒に考えてくださったからこそ、実現できたことです。学校生活を大きく変えるような取り組みだけでなく、日々の小さな不便を一つずつ解消していくことも、生徒たちにとってよりよい環境をつくるためには大切なことだと思います。
多くの方々とのつながりや支えがあって、学校は少しずつ前に進んでいくことができます。そうしたつながりを大切にし、支えてくださる方々への感謝を忘れずに、これからも生徒たちの目線に立ち、より快適で充実した学校生活を送ることのできる環境づくりに取り組んでいきたいと思います。