2020/05/09

ことばの贈り物 2020/05/09

恨めしそうに2020年の手帳を眺めている。本日9日は、高校3年生対象の「進路講演会」。進路指導部も、今の状況ではどうにも動きようがない。学校再開と同時に実施したいことはたくさんある。校外学習は昨日の予定だった。連休中の生活合宿もすべて流れた。どこにもぶつけようのない無念さを覚えるのは、私だけではあるまい。

教員たちは学年ごとに情報交換を行っている。中にはご家庭の都合で、テレワークで対応する先生もおられる。週明けのver.2.0始動に向けて、生徒との朝礼等でコミュニケーションする風景を職員室で目にする。授業撮影も各所で順調に進んでいる。

18日以降の分散登校(ver.2.5)の準備も進めている。特に登校時の「密」を避ける工夫に腐心している。おおよその原案は策定された。これをベースの細部まで詰めて、皆さんにお知らせしたい。

生徒のいない学校は、ガランとしていて、とても寂しい。森閑とした教室は、もの悲しい。青々とした人工芝グランドも、生徒の登校を待ち望んでいる。改めて、学校は生徒が主役だと思い知らされる。18日からの元気なみんなの姿を、教員一同、心待ちにしている。健康管理にはくれぐれもご用心願いたい。