2020/08/04

ことばの贈り物 2020/08/04

本格的な夏が到来している。各地で猛暑の便りが届く。体調管理には充分注意したいものである。
 
さて、本校も今週8日土曜日を持って、1学期が終了する。明日から短縮授業が設定され、保護者との個別懇談会が開催される。生徒も交え3者面談というケースもあれば、保護者との2者面談というケースもある。
 
3者面談となると、どうも大人ふたりから総攻撃を受けたような小学校の記憶がよみがえる。あまりいい感じはしない。まあそれもこれも、本人を思ってのことと言うのは、今になって分かるのだが……。当時のワタシは、ホントに懇談が憂鬱だった。きっとそんな江口少年と同じような思いの生徒もたくさんいるのではないかな?
 
子どもたちを送り出している際のひとコマ。
「校長先生、理科はコースで1ケタ台でした。」
「凄いなあ、席次1ケタ台はなかなか取れないよね。凄い!」
「けど、数学は下から数えて1ケタ台だった、ガハハハハ~」って豪快に笑い飛ばす少年。
 
「でも……きっと面談で言われるんだろうな……」と、少し揺れ動くココロ内。
「気にしない、気にしない。間違ったところやり直して、次こそがんばれ!理科でそれだけの成績取れてるんだから、絶対数学でも取れるよ!」
うつむき加減の子どもを少し励ましたつもりだが……。
 
いよいよ面談シーズン到来である。