2023/06/04

ある生徒との会話

お休みのひと時をいかがお過ごしだろうか。毎朝、生徒の出迎えに時間のある限り立っている。平均500回の「おはよう!」の挨拶。お寺の朝の勤行のような習慣となっている。この活動も、副校長時代も含め7年目に突入している。当初、私ひとりで子どもたちを出迎えていたのだが、今では多くの先生方や生徒会のメンバーも加わってくれている。

先日、この稿でご紹介した山添博史氏に関して、生徒からこんなことを話しかけられた。
「校長先生、先日の校長blogで、山添氏のことが、紹介されてましたよねえ」
「確かに、詳しいことは話せないけれど、ウクライナ情勢に関しての見解をお聴きしたよ。それが何か?」
「実は、僕は『国際政治学』にとても興味があって、今後山添氏の講演会も少し予定しているということだったので、それがいつ頃なのか、お聞きしたくて……。」

「そっかあ、blog読んでくれていることに感謝するよ。山添氏は本校教頭の前田先生と旧知の中。本校でとても仲良くされていたんで、講演会に関して、具体的な方向性をご本人にも確認の上、可能性を追求するよ」

そう言って回答した。私のblogを見てくれていることに感謝。高校2年生で、将来の目標がある程度定まっていて、知的好奇心旺盛な生徒。こういった生徒がほかにもいるに違いない。関係各部署と協議しながら、慎重に実現の可能性を模索したい。