2023/07/19

演劇部の引退公演を観劇しました 1

昨日午後に開催された演劇部高3引退公演「僕と君の魔法」。そこに描かれているのは、等身大の高校生の内面。自分の将来に対する不安、思うような道を進めていない現実。その理想と現実の狭間で揺れ動く思春期の苦悩。そういったことがテーマであった。

会場は高校3年生の姿が目立った。日ごろ演劇とは無縁?のような体育会系男子も、グイグイ舞台に引き込まれた様子が伺えた。主人公の苦悩が、自分事として受け止められたに違いない。それくらい、セリフのひとつひとつにリアリティと熱量を帯びた舞台であった。

脚本と演出を現役の本校高校3年生が担当。その課題への掘り下げと努力。出演者もしっかりと稽古ができていたのではないか。完成度の高い舞台であった。アッパレ!である。劇中、突き刺さるセリフがいくつもあった。そのいくつかを明日、ご紹介したい。