2023/09/19

本校での取り組み 4

一通のお手紙を紹介したい。
突然にお手紙で失礼いたします。いつも『ことばの贈り物』拝読しております。この一年の感謝の気持ちをお伝えしたくて、勇気を出して手紙を書かせて頂きました。

コロナ禍で大変な状況の中、いろいろなイベントを開催して下さり本当にありがとうございました。お陰様で子供も私もとても楽しく過ごすことが出来ました。(中略)塾からは他校を薦められ、志望校をどこにするのかたくさん悩みましたが、この学校を選んでよかったと思っております。

一番の決め手は、学校説明会の校長先生のお考えとお人柄です。そのような保護者の方はきっとたくさんいらっしゃると思います。(中略)まだまだお話ししたいことは尽きないですが、今回はこの辺で失礼いたします。今年もどんな一年になるかワクワクしています。

このようなお手紙を頂戴し、私の心の支えとなっている。校長はその都度その都度、判断しその判断に責任を持つことが使命である。したがって、安全性を担保したいのなら、何もしないことに限る。きっとリスクは限りなくZEROに近づくであろう。

でも、ホントにそれでいいの?1年の先延ばしは、そのサービスを享受できずに卒業することに繋がる。リスク回避のために校長になったの?違う!生徒の笑顔のために、生徒の感動のために、生徒の成長のために、私は校長になったのではなかったのか?

これまで校長として、いつも頭を悩ます判断である。多くの先生方に支えられて、比較的順調な学校運営ができているのではないか。
また保護者の皆様にも、泉ヶ丘自身の成長を温かく見守って下さっている。そういったものに感謝しつつ……。

さ~て、明日よりいよいよ「泉ヶ丘祭」である。みんな、盛り上がろうぜ!