2023 vol.2

先生と友人に恵まれ、充実した学校生活を送ることができた

泉ヶ丘校の卒業生である姉に、「とにかく先生が良い」とすすめられて進学しました。聞いていた通り先生方はとても頼りになり、授業の疑問点や勉強のモチベーションが下がったときの解決法などについて、何度も相談にのってもらいました。

高校1年のころから放課後に残って友人と勉強したり、先生に質問しに行ったりという日々。受験勉強がいつから始まったかと聞かれても分からないほど、毎日の勉強が習慣化していました。勉強が大変という意識は全くなく、むしろ日々の学習の成果が表れているのを感じられ、とても充実していました。

高校生活を語る上で、友人の存在も欠かせません。泉ヶ丘校に入学して驚いたのは、生徒がとにかく良い人で、全員と仲良くなれる雰囲気だったこと。毎日一緒に勉強をしたり、質問しに行ったり……。お互いに切磋琢磨し、支え合って勉強に取り組めました。テストで良い成績を取り続けないといけない、とプレッシャーを感じていたときも友人が話を聞いてくれたので、気持ちが楽になりました。

授業で学んだ「知らない世界を学ぶ楽しさ」を今も大切に

印象に残っているのは、先生が東南アジアやアフリカの国々について話してくださった、世界史の授業です。もともとなじみがなかった分野について真剣に学んだからこそ、理解できる楽しさや視野を広げる大切さを知ることができました。大学での専攻を決める際も、「ビルマ語」というあまり知らない言語を学ぶ学科に、思い切って飛び込めました。

大学では、学びのすべてが新しく、高校のころのように毎日知らない世界に関する知識が増えていくことを楽しんでいます。今後はビルマ語を公用語に持つミャンマーや英語圏への留学を通し、民族や宗教における「少数派」の人たちについてもっと知りたいです。そして、みなが虐げられず、共生できる社会をつくるためには何が必要かを考えていきたいです。

PROFILE

櫻井 美織[3年コース 2023年卒業/堺市立三原台中学校出身]

大阪大学 外国語学部 外国語学科 ビルマ語専攻